平成21年 リサイクルプラザの近況

月別状況

12月

今月の汚れたペットボトルの回収本数は稼働時間から約5000本です。ペットボトルの洗浄は支援者が実施していますが、子供たちの回収に対する意識が高まってきました。

11月

8月号で記載しましたが、神栖市リサイクルプラザでの手選別作業は5年契約の5年目となりました。知的障害者11名の雇用の場を継続して確保するには、安全面への配慮や業務に対する信頼性を高めることは当然のこととして、‘私たちだけに出来ることは何にか’を考え、8月より汚れたペットボトルの洗浄・回収を開始しました。幸い、8月から東京電力さんからの地域貢献活動の一環として派遣社員を受け入れたことにより、人的に余力が出来たこともあり今後も継続して行く所存です。

今月の回数本数はプラスチックラインの稼働率から推定すると約8,500本です。(回収率は70本/時)

年10月

汚れたペットボトルの回収について パート2

7月より汚れているペットボトルを洗って回収するようにしましたが、先月は内部洗浄用ブラシを使用することにより効果が上がりました。しかし、破損しやすいため丈夫なブラシを探したこと、ブラシでは落ちない汚れを取るための棒を用意する等でより効率的に汚れを落とすことが出来るようになりました。

子供たちの関心が高まったことから、回収された全てのペットボトルの品質も良くなっていると思われます。9月の回収本数は平均70本/時、プラスチックラインの稼働時間で推定すると約5000本となります。これからも継続していく予定です。

9月

1. 食事会兼カラオケ会大会開催

【日時】8月8日(土)12時〜15時 【場所】カラオケK・F

リサイクルブラザの福利厚生の一つとして、希望の多かったカラオケ大会を開催しました。タイムサービスを利用し12時から15時まで、各自好みのランチを食べながら、たっぷりカラオケを歌い楽しい一時を過ごしました。(一人で5曲も歌った人もいましたね!)

2. エコ活動推進について

プラスチックラインで回収するものは、汚れていないペットボトル(△マーク内に1と表示があるもののみ、但し外国製は除く)で、汚れているペットボトルは異物となってしまいます。先月より汚れているペットを洗って回収するようにしていますが、コーヒー類や野菜ジュース類は洗浄しても色が落ちづらく約2割程度が異物となっていました。 何か良い方法は無いかと考え、ペットボトル内部洗浄用ブラシが目にとまり使ってみたところ効果抜群。各種のペットボトル洗浄後の不良率(異物となるもの)は数%まで低下しました。(回収本数は平均70本/時)

※本来は、各家庭で洗ってから排出していただければ良いのですが・・・

8月

7月末で神栖市第1リサイクルプラザでのビン・缶類及びプラスチック類の手選別作業を開始して以来丸4年経過しました。元請さんとの契約期間も後1年となりました。

現在知的障害者11名と指導員2名で委託業務を遂行していますが、NPO法人あすなろ会の業務内容のメインであり、今後も継続して委託業務が続けられるよう全員で頑張って行く所存でおります。

一番気を配っているのは安全面です。当初ビンの手選別は白・茶・その他の色分けで選別回収していましたが、破砕されたビンを回収する際微小災害を起こす事例が発生したことから元請さんが市と相談して割れたビンは回収しなくて良くなりました。又、その後元請さんからの安全衛生教育の中で危険予知活動(KY活動)を指導していただき、毎朝作業開始前にワンポイントKYを全員で唱和しています。安全活動には終わりはありません。今後も気を引き締めて作業するよう指導して行きたいと考えています。

二番目は品質の維持・向上です。選別の精度の向上と見逃しの減少です。ビン・缶類は殆ど問題無いと思っていますが、プラスチック類については先月号にも記しましたが、国産と輸入ペットボトルの見分け方、特にラベルが剥がれている物の見分けについては今後も繰り返して意識付けして行きたいと思っています。又、汚れたペットボトルの洗浄回収も実施するようにしています。従来は異物として処理していましたが、1日では可なりの数量になっていました。ラインが忙しい時は難しいのですが、洗浄して汚れが落ちる物については洗浄するようにしています。1日で50本以上回収した日もありました。

年7月

6/30 資源ゴミの搬入が無いため、清掃活動後時間をいただき安全会議を実施する。

テーマ1: 国産と輸入ペットボトルの見分け方について

昨年の秋頃より輸入のペットボトルが多くなりましたが、材質が国産品と異なるため回収しないことになっていました。その段階でも見分け方を教育してきましたが、更に徹底するため実施しました。

  • ラベルにサンカク1のマークが付いていても輸入品は回収しない。
  • ラベルが取れた場合の見分け方 → ペットボトル本体に印字されているサンカク1マークの下のアルハベットで判断 (国産品:PETの3文字⇔輸入品:PETEの4文字) 等々。

テーマ2: リサイクルプラザ2009年各人の作業目標について

半年が経過した時点での状況を各人から発表してもらい、指導員からアドバイスをする。

1月

新年を迎え今年も各人の作業目標を立ててもらいました。

指導員からは、‘自ら考え行動し、積極的作業を進められるような人になってもらうための指導方法を実践する’、‘基本動作の厳守(挨拶・時間・指導員の話を良く聞く)’

メンバーからは、‘ペットボトルと異物を見逃さないよう、がんばる’、‘仕事中は、むだな動きをしないで、集中してがんばります’、‘指導員の話をきちんと聞く’、‘みんなと仲良くします’、‘ケガをしないよう、保護具はきちんとします’等々。

※ 災害ゼロの達成とともに、きちんとした仕事をして、信頼を深めて行きたいと考えています。

毎月第5週は資源ゴミの搬入がないため、手選別作業・室内の清掃作業完了後、荒天で外の作業ができないので、極東開発工業さんに雨傘の分解作業(骨組みから布の取り外し)を申し出て実施しました。

初めての作業でしたが、作業方法も安全面に十分な配慮・確認をして作業を終了することができました。

年別状況

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