あすなろニュース 平成31年4月号
第8回リサイクルプラザ保護者との懇談会開催
- 【日時】
- 3月9日(土)10時半〜14時
- 【場所】
- むつみ荘
- 【参加者】
- 12名(内保護者8名)
神栖市第一リサイクルプラザでの資源ごみの手選別作業は、平成17年稼働以来継続させて頂いております。
これからも信頼される仕事を継続するためには保護者の協力が必要なことから毎年開催しています。
【話し合いの内容】
1.障害者虐待防止について
先月開催された神栖市障害者虐待防止研修会に参加した内容を報告し、支援者一同“よりよい支援を目指して”頑張っていきたいこと、親御さんに対しては、気になることがあれば遠慮なく伝えて欲しい旨話し合いました。
2. 保護者への依頼事項:
- 休暇の連絡は前日に。
- 作業服・身だしなみの確認等々。
3.各人の仕事ぶりを説明し、家庭でのフォローをお願いする。
4. 神栖市地域生活支援拠点事業について:
- 緊急時の受入れの場。
- 体験の場として市内にグループホームが7カ所あること。等々。
レスパイトサービスの近況
1.3月度の利用状況は下記の通りです。
・実施日数:20日、平均利用者数:3.1人/日(この内5日は春休み期間です)
2.誕生会開催 実施日:3月7日
桜愛ちゃん13歳、貴司君53歳、おめでとうございます!
農耕作業について
今年の農耕作業の始動は昨年より遅れ、3月より開始しました。農耕作業担当の男性たちの高齢化に対応するため、農機具の購入も考えましたが中古品等が見つからず、作業方法を変えて実施しました。
3月5日に天地返し、3月14日に畝づくりを農協に依頼しました。
ただ、畝がピーマン用で巾が広いため、自分たちでジャガイモ用に狭くしました。
その後、堆肥と肥料を入れた後マルチを張り、3月25日にジャガイモの種を植えました。
畝づくり | 畝の手直し |
ジャガイモの種植え |
第12回定例会実施
- 【日時】3月25日(月)9時半〜11時〜12時
- 【場所】農耕地、あすなろ集会所
- 【参加者】7名、4名
【今月の話題】
1.来年度の行事予定について
- 会員の動向について確認。
- 3月3日身障協が開催した“ボッチャ”講習会に参加させて頂きました。ハミングハウスさんからも参加され楽しまれていたので、当会も実施したいと考えています。
- ボウリング大会、カラオケ大会、日帰り旅行も実施する予定です。お楽しみに!!
2.来年度の農耕活動について
- 2つの収穫祭については、現時点では昨年と同様の時期を予定しています。
- 【日時】3月26日(火)15時〜16時半
- 【場所】神栖市保健福祉会館
- 相談機能について
- 現在、相談支援事業所は社協2カ所、計画相談支援事業所11カ所あり。(基幹相談支援センター未設置)・24時間365日の相談体制への可能性を目指し、まず土曜日の電話相談窓口を開設する。
- 緊急時の受入・対応 短期入所ネットワーク
- 知的障害:神栖啓愛園、ハミクグハウス、グッドライフ神栖、ブレーメン
- 精神障害:誠仁会(鹿嶋市)
- 体験の機会、場
- 共同生活援助、短期入所:ひばり寮、GHけいあい、GHハミング、ダルクシャロームハウス、OHANAハウスB棟C棟、クレッシェンドかみす、GHみはる園
- 体験利用の勧め:相談支援事業所から保護者に対し、家族と離れて宿泊体験を行う機会を提供し、自立へのきっかけ作りを行う。等々。
- アンケート調査の結果(回答数54人)では、36人の方が満足であつた。(未回答4人)
- 来年度について、グランドゴルフ大会と一緒にとの話もあったが、別に開催することとした。
- 【日時】
- 3月19日(火)10時〜12時
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館
- 【主催】
- たすけあいセンター「JUNTOS」
- 【講師】
- 村野淳子氏 別府市 防災危機管理課防災推進員
- 第1条
- 市は、障害のある人に対する災害時の安全を確保するため、防災に関する計画を策定するに当たっては、障害のある人への配慮に努めるものとする。
- 第2条
- 市は、障害のある人及びその家族が災害時にこうむる被害を最小限にとどめるため、災害が発生した際に必要とされる援護の内容を具体的に特定した上で、非災害時におけるその仕組みづくりを継続的に行うよう努めるものとする。
- 【日時】
- 4月19日(金)10時〜12時
- 【場所】
- 農耕地(芽かき)、あすなろ集会所
第4回神栖市地域自立支援協議会に参加
【議題】
1.地域生活支援拠点事業(案)について
◆市内には多くの中小規模の法人が点在し、相談支援事業所も11カ所あり、特定の法人や事業所に過重な負担がかからないようにするとともに全体で支える仕組み作り、いわゆる面的整備が必要と考える。
2.福祉祭り 実施報告について
災害時要配慮者の避難研修会に参加
〜みんなが助かるために〜
開催趣旨:災害が発生した際、避難に時間がかかったり、避難所の環境では配慮が必要な高齢者、障がい者、乳幼児などの「災害時要配慮者」のために、事前に個別の避難支援の計画の作成や、避難生活をしやすい避難所を整備することが求められています。しかしながら、全国の殆どの自治体は要配慮者名簿の作成にとどまり、公的な福祉避難所の整備や訓練も進んでいません。
大分県別府市では、障がいのある方、地域の自主防災組織、行政、福祉関係者が障害者インクルーシブ防災という取り組みを実施し、個別の避難支援計画を作ったり、避難訓練を実施したりしています。
ポイントと思われることを列挙させていただきます。
・別府市障害のある人もない人も、安心して安全に暮らせる条例を制定(H26年4月1日施行)
・条例制定後、11回の検討会の報告書をまとめる。
その中で障がい者や保護者からは、災害時における要援護者の声では、災害時における要援護者の支援は、日常的な障がい者、高齢者等を取り巻く地域づくりなしにしては実現できないということが一致した見解。地域特性を踏まえたきめ細かな「地域協働」を促す努力が肝要。又、福祉避難所をめぐる問題では、「非常時にパニックになる」(知的)、「オストメイトは医療よりプライバシーが問題・・」(内部障がい)障がい種別で異なった不安がある。
また、福祉避難所に指定されている施設では入居者もいる中、限られた職員で外部からの避難者をどのように受け入れるのか、まったく対応できていない。行政側も協定を結んでいるだけなのが現状。
今回の研修会では、障がいの種別によって異なるニーズが、様々な局面に存在することを浮き彫りにした。こうした多様性を障がい当事者との対話を通じて深め計画し、関係者が情報を共有しなければならない。想定される災害の種類、規模等によっても異なる。「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取り組み指針」で指摘されている大枠をより具体化するのは、市町村の責任であり、当事者や家族を含む関係者全員の協働によってしかなしえない。としています。紙面の関係で以下省略させて頂きます。