あすなろニュース 平成29年10月号
さつま芋収穫祭開催
- 【日時】
- 9月9日(土)10時〜12時
- 【場所】
- 溝口地内(市からの借用地)、あすなろ集会所
- 【参加者】
- 71名
今年で9回目となりました。
前日まで雨で心配されましたが、素晴らしい秋晴れとなり少し暑いくらいでした。
当日通りがかりの人も参加されこれまでの最多の参加人数となりました。
2日前の試し掘り時はさつま芋が小さ目で心配されましたが、全体としては‘それなりの’大きさでした。
参加予定の作業所の人たちの到着が遅れたため、1列分を残し掘り始めました。
家族連れの若いお父さんたちが強力な助っ人となり、袋詰めも順調に終了しました。
予約分を含め等分したため1袋の量が少なくなってしまいました。それでも市販よりは多めでした。
収穫後は近くの‘あすなろ集会所’で‘ふかし芋’や‘棒アイス’を食べながら楽しんで頂きました。集会所に30人以上こられ熱気むんむん、対応が大変でしたが、参加された親御さんにも手伝って頂きありがとうございました。
レスパイトサービスの近況
◆9月度の利用状況は下記の通りです。
- ・実施日数:
- 20日
- ・実施時間:
- 15時5分〜18時10分
- 障害福祉サービス利用者は15時〜17時45分
- ・平均利用者数:
- 3.7人
- ・送迎も実施しています。
誕生会開催
- ・日時:
- 9月7日
- ・対象者:
- 咲子さん、幸大君(共に18歳)
- 立派な成年になりましたね! みんなで祝福。
散歩がてらの避難訓練?
・日時:9月29日(金)
年初より避難訓練を実施する計画でしたが、なかなか実現できませんでした。
避難場所としては、溝口地区の避難所である軽野小学校と神栖市総合福祉会館 が考えられます。
あすなろ集会所からの距離は両方とも約1.5qですが、目的地を福祉会館として通過経路と所要時間を確認することにしました。
大人の足で20分程度と想定されますが、子供の足でどの位時間がかかるか、日が暮れるのが早くなったので帰りは送迎車で帰ることで実施しました。
親御さんには少し遅くなることを伝えましたが、子供たちには言いませんでした。
実際は22分程度でしたが、突然‘福祉会館まで散歩しましよう’と伝えると‘私は行きたくない’と言う人が2人いました。説得に時間がかかりましたが、最終的には子供たちが誘う形でスタート。
実際に避難する場合、持ち物は何が必要か?誘導方法は?親御さんへの通報はどうしたら良いのか等々支援員や親御さんと相談して決めたいと考えています。
第6回定例会実施
- 【日時】
- 9月27日(水)11時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 5名
【今月の話題】
- 農耕活動について
- さつま芋の仮堀:9/7 収穫祭のふかし芋用に1列掘る。甘さを出すため天日干しをする。
- さつま芋のつる切りを実施する。(9/7.8)
- さつま芋収穫祭の反省
- 今回、当日の跳び込み参加もあり持ち帰り品の数料が把握しづらかったことから、次回から整理番号を発行することにする。
- アイスの配布はコップ付きにする。
- 麦茶については、従来は分担して大きなポットを用意していたが、今後は事前に麦茶を1ケース購入しておき、氷も冷蔵庫で製氷しておくこととする。
- ふかし芋については、衛生上からお盆に入れておきトング(複数用意)で紙お皿に取るようにしたい等々。
- 日帰り旅行について
- 参加人数の確認:1号車41名、2号車41名、合計82名となる。
- 行程表の確認、りんどう湖での過ごし方等確認する。 ★参加者には日帰り旅行の案内を送ります。
賛助会員加入者
(7月〜9月)(有限会社)港南保険事務所様、郡司工業(株)様 ありがとうございました。
手をつなぐ8月号より抜粋
「知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック」を作成しました
★新宿区手をつなぐ親の会 ハンドブック・別冊編集責任者 野口美加子氏
作成の経緯
権利擁護、障害者権利条約、意思決定支援などが言われていますが、これまでは本人と家族が日常生活の中で理解できるようには語られていませんでした。・・また、親の高齢化や親亡き後を考えると時代の変化を理解していくことが、大切な課題であるとも痛感していました。
そうした流れの中、東京社会福祉会の大輪典子会長から米国の権利擁護団体が作成した報告書にある「26の権利と責任」を紹介されました。その翻訳だけではなく、本人と家族が生活している社会やその文化の中で整理することで、本人の日常生活における権利についての理解と、権利が実践される生活がイメージされると考えハンドブックの作成に取り組むようになったとのこと。
ハンドブックの内容と活用
ハンドブックには、日常生活における権利について、トピックスを交えた分かりやすい解説、権利を実現するためにできること、実現に向けての課題が分かりやすく書かれています。
26の権利は次の5つのグループに分かれています。
- 個人に関する権利(敬意、意思を表明する、信仰、選挙権、成年後見等)
- 健康に関する権利(治療とセラピー、健康な生活、医療と医療的ケア)
- 日常生活に関する権利(サービス、社会活動と余暇活動、友人関係等)
- 生活力向上に関する権利(教育、働くこと、就労先や通勤先の選択、サービス等利用計画と個別支援計画の作成等)
- 安全な環境に関する権利(本人の尊厳をおかす治療の禁止、拘束の禁止等)です。
知的障害児・者と周囲の人たちがハンドブックを参考に権利の実現を意識しながら生活することで、「本人の思いや強み、好みを生かした自己決定に基づた生活」につながり、本人らしい、いきいきとした暮らしが可能になると考えます。
ハンドブックを作成して
自己決定支援は、知的障害がある人が、自分の生き方や生活の方向性を自分で「決定」し、日常生活でその「決定」を実現するための支援だと考えます。ハンドブックを読んで日常生活における権利を理解することにより、家族や支援者が既存の見識や知識を先行させることなく、本人の自己決定を支援することが出来ます。また、権利を実現するためには、本人に合ったコミュニケーション方法、周囲の人との関係性の構築、様々な経験の積み重ね、本人が持っている力を伸ばすための療育や教育が必要であることに気づきました。
※ご希望の方はメールでご連絡を⇒メールアドレス:oyaoyaganbare@yahoo.co.jp
【今後の予定】
●手をつなぐ育成会茨城大会の案内
- 【日時】
- 10月26日(木)10時〜12時半
- 【場所】
- 県民文化センター
●第6回定例会の案内
- 【日時】
- 10月18日(水)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
●あすなろ会日帰り旅行の案内
- 【日時】
- 10月29日(日)7時神栖市役所前出発