あすなろニュース 平成29年9月号

レスパイトサービスの近況 夏休み特集号

◆8月度の利用状況は下記の通りです。

・実施日数:
17日(お盆やすみ3日と利用者が一人の場合は中止とさせて頂きました。)
・実施時間:
支援学校通所生は7時半〜18時10分の人、9時〜15時の人、9時〜17時45分の人
障害福祉サービス利用者は15時〜17時45分
・平均利用者数:
2.6人(延べ利用者数6人)
・送迎サービス:
迎えサービスだけの人1名、送りサービスだけの人1名、送迎希望の人2名とご家族の希望合わせて実施しました。
・焼きそばパーティー開催(8月30日)
夏の思い出に‘何かしようよ’と提案したところ‘焼きそば’が良いということになりました。ただ、それだけではものたりないのではと ‘特性のお焼き’と果物を用意しまた。
註:特性のお焼きとは、ジャガイモ堀り収穫祭の時の小さいジャガイモをすりつぶし、牛乳とバターを混ぜて焼いたもの咲子さん、桜愛さんたくさん食べましたね!

・皆さんの活動状況

賢人君ボール大好き 桜愛ちゃん警告文が上手
咲子の部屋?でリラックス ダンスかっこいい!!
仲良しですね

◆夏休みの思い出(鹿島特別支援学校高等部3年 石川咲子)

お母さんのお弁当おいしかったです。私の秘密基地で遊びました。夏休み楽しかったです!

支援者の横田さん、毎日遠くから自転車で来てくれてありがとう。すごく楽しかったです!

第5回定例会実施

【日時】
8月28日
【場所】
農耕地、ボランティアセンター
【参加者】
4名

【今月の話題】

  1. 農耕活動について
    • 農耕地の草刈・草取りについて: 24日、25日に草刈機で実施。28日さつま芋植付け地の草取りを実施するも取り切れないため、残りは後日実施ました。
    • さつま芋収穫祭の準備について:例年通りの準備品の確認、当日お手伝いできる人の確認、4日に仮堀をして甘さを出すため天日干しすることとする。
  2. 日帰り旅行について
    • 工程の確認:行き先は那須りんどう湖レイクビューだが遠いため、出発は神栖市役所前7時とする。
    • 食事はりんどう湖で取り、帰りは道の駅・那須高原友愛の森によることとする。
  3. 神栖市地域自立支援協議会での検討事項について
    • 29日に開催される第2回全体会議では第5期障害福祉計画策定に役立てるためのアンケート調査の内容が主体になると思われ、考え方を話し合う。
    • 地域生活支援拠点の整備について検討するに当たって、手をつなぐ育成会の研修会や交流誌等からの資料をまとめ、各委員に配布して頂くよう障害福祉課に依頼する。★資料の一部を紹介します。

手をつなぐ6月号より

特集 高齢になっても住み慣れた街で

高齢期を見据えた生活支援、3つのポイント 筑波大学 大村美保氏

壮年以降のケアと住まい:

知的障害者の壮年期以降は家族内の支え手が増えることはなく、むしろ支え手を段々と失っていくことになる。50才代頃から長らく安定的であった家庭での生活が大きく変化するのです。

家庭内での支え手を失うと、以前は多くは障害者支援施設や特別養護老人ホーム等の入所施設でケアを受けていました。しかし最近では、グループホームがかなり選択されるようになり、しかも、バリアフリーのグループホームや、高齢障害者対応のグループホームなど様々なタイプのグループホームも見られるようになっています。また、相談支援事業所がコーディネートし、通いなれた事業所に通所しながら通院支援や家事援助、食事の提供等を受けてアパートで暮らすことも決して珍しくありません。もちろん、こうした支援を受けて住み慣れた自宅で暮らし続ける人もいます。

知的障害がある人の加齢にともなう変化:

一般に比べると加齢による変化が早期にやってくる人が多い。

高齢期における制度利用と支援:

福祉サービス利用では、必要であれば介護保険と障害福祉サービスの双方の制度をまたがって利用することになります。

高齢期を見据えた生活支援のポイント:

知的障害がある人が、かけがえのない一度きりの人生をその人らしく生きられるよう、既存の相談支援や地域包括ケアを活用し、揺らぎや迷いも含めた本人の意思決定を軸に、切れ目のない継続した支援が望まれます。そのための生活支援のポイントを以下の3点あげます。

  1. 生活の全体の情報の集約とその引継ぎ方法の検討、生活能力や機能のベースラインの測定、生活習慣病を含めた疾病の予防と健康管理等、長い期間を見据えたケースマネジメント
  2. 本人・家族と普段から付き合いのある事業所など、将来的に支援チームの一員として入る機関と本人・家族との信頼関係づくり
  3. 自らの生い立ちや家族との関係、これまでの重要な出来事、やり遂げた経験や失敗経験、得意なこと・好きなことや苦手なことなど、尊厳を持って自分自身の生活や人生を受け止められるような働きかけ

3つの生活支援のポイントはどれも特別に難しいものではありません。

高齢になっても住み慣れた街で暮らすため、普段の生活の中でできる工夫はたくさんありそうです。

平成29年度第2回神栖市地域自立支援協議会に参加

【日時】
8月29日(火)15時〜16時半
【場所】
神栖市保健福祉会館

【議題】

  1. 第5期 神栖市障害者計画・障害福祉計画・障害児福祉計画について
    • 表題策定のためアンケート調査を実施することになり、その内容について話し合う。
    • アンケート調査は、国の指針と神栖市独自の項目を含め58項目になる。
    • アンケート調査の配布数は1500人(神栖市の障害者数は4501人で障害種別に約3人に1人となる)
    • 知的障害者の回答者について本人か親について、視覚障害者への配慮等について話し合いました。
    • その他、貴方の将来の暮らし方や5年後の過ごし方についての設問について話し合いました。
    • 尚、第4期の進捗状況についての話し合いが未だ持たれていないので、今期中に報告して欲しい旨要望する。
  2. 事業所連絡会の報告
    • 過日事業所連絡会を開催した際、不審者に対する話題があったことから、不審者対策対応訓練を実施することになったこと。日時:9月4日(月)13:30〜14:30 場所:神栖警察署
  3. 地域生活支援拠点事業について
    • アンケート調査結果をもとに次回(12月)検討されることになるが、事務局からの指名もあり‘あすなろ会’からの資料を紹介し目を通して頂きたい旨依頼する。
  4. 福祉祭りについて
    • 2/12(日)に開催することになっているが、改めて有志で検討する事になる。
  5. 次回は12/上旬となる。

【今後の予定】

●さつま芋収穫祭の案内

【日時】
9月9日(土)10時〜(雨天順延)
【場所】
溝口地内5455

●第6回定例会の案内

【日時】
9月27日(水)10時〜
【場所】
農耕地、あすなろ集会所

●あすなろ会日帰り旅行の案内

【日時】
10月29日(日)7時神栖市役所前出発
尚、1号車は波崎総合体育館(6:10発)→若松公民館(6:40発)→神栖市役所です。
1号車の始発及び第2停車場所から乗車したい人は申し出て下さい。
【行き先】
那須りんどう湖レイクビュー(観光・昼食11:00〜14:00)→道の駅・那須高原友愛の森?神栖市役所着(18:20)【参加費】会員3,000円(一般の方は4,000円) ★参加者には後日詳細の案内を配布します。
【申込締め切り】
9月29日(金)鶴谷まで 奮ってご参加を!!

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