あすなろニュース 平成29年8月号
第1回ボウリング大会開催
- 【日時】
- 7月23日(日)10時半スタート
- 【場所】
- 鹿島ボウル
- 【参加者】
- 14名他付添い8名
今回も鹿島特別支援学校PTA神栖支部との共催で開催しました。
参加者は神栖支部の他神栖市第一リサイクルプラザの方で人数的には少なかったですが、神栖支部の方々の方は大変盛り上がりました。
特に補助台から投球した戸谷君、奇跡的にダブルを獲得し周囲を含め大盛り上がり!!
森さん始球式 | スペアー取れるかな? |
みなさん真剣 | 方向は大丈夫かな? |
レスパイトサービスの近況
右の写真。中野君お手伝いありがとう!
◆7月度の利用状況は下記の通りです。
- 通常のサービス
- 実施日数:13日、平均利用者数:4.2人/日
- あすなろ集会所敷地内の草刈りを実施しましたが、中野君が後片づけを手伝ってくれました。
- 夏休み期間中のサービス(今年の実施要項は下記の通りです>
- 実施期間:7月21日〜8月末(但し盆休みは8月14.15.16日)
- 実施時間:9時〜15時半、但し希望があれば前後の延長は可能です。
- 7月の実績 実施日数::6日、平均利用者数:3人/日
第4回定例会実施
- 【日時】
- 7月26日(水)10時〜12時
- 【場所】
- ボランティアセンター
- 【参加者】
- 5名
右の写真は草刈り前の状態
【今月の話題】
- 農耕活動について
- 農耕地の草取りを本日実施する予定でしたが、雑草の伸びが激しいため、草刈機で実施した後改めて実施することにしました。(8月2日)
- さつま芋収穫祭の予定について
- 実施日は9月9日(土)ですが広報誌には9月号に掲載を依頼していること、準備等は8月の定例会で決めることにしました。
- 日帰り旅行について
- 行き先は‘りんどう湖’ですが、現地での過ごし方等話し合いました。詳細は9月号で掲載する予定です。お楽しみに!!
- 神栖市地域自立支援協議会について
- 次回検討する予定の“地域生活支援拠点の整備”について 等々。
第51回 手をつなぐ育成会関東甲信越大会 千葉大会に参加して
- 【日時】7月22日(土)
- 【場所】松戸市森のホール21
- 【大会テーマ】
- ここに暮らし続ける
概要を報告させていただきます。
午前中は全体会で、千葉県報告、中央情勢報告、大会宣言、本人大会決議文の発表がありました。
午後は分科会で5つの分科会の中で、私が参加した第4分科会の概要を報告します。
第4分科会 【高齢化を考える】〜暮らしと医療・だれに託す?〜
親亡きあとの、障害のある人の人生は長い。親は何を準備していけばよいのか。 誰にどう、引き継いでいくのか。医療のこと、介護保険のこと、必要な情報を学んで、地域に生かしていこう。
1.基調講演:「障害がある人の高齢化問題を考える」
志賀利一氏(独立行政法人国立のぞみの園 研究部長)
- 全国の入所施設の平均年齢(H28年度、回答のあった1,794施設の平均年齢で最も多いのは50歳代)
- 厚労省で高齢期問題の検討が始まる
- 介護保険を優先する
- スムーズに移行が出来るように
- 親なき後の支え
- 単身生活を支える相談支援の現状(H28年度、1,464事業所で、相談を受けている単身者17,968人)、単身生活者の年齢:50〜64才が約40%、同障害種別(精神52%、知的22%、身体19%)
- のぞみの園で取り組み始めた支援
- 週5日間、日中活動に参加することが難しくなり、居住の場で長時間過ごすようになると、本人が楽しめる個別の活動を見つけるこつが大切になる。
- 高齢期に向けてのライフストーリーワークとは
- 利用者の全体像をより深く、正確に知るためのツール。
- 利用者を理解するための、支援者の引継ぎの新たなツールとしても有効に機能する。
- 【ポイント】文書や絵、写真、映像等本人が理解できるツールを使う。過去の情報を集める。等々。
- 親亡き後の前に大切なこと(健康診断)
- 知的障害のある人の多くは、「(微妙な身体的変化)気づき」「(医師が必要とする)情報伝達」「(治療に対する)意味理解」が難しいのではないだろうか? また、周囲は初期症状を正確に本人に変わって診察することは、さらに難しい。
- 予防的な生活習慣(適度で継続的な運動)と定期的な健康診断が必要
- 親亡き後の生活 一般論として、親亡き後の子どもの生活は30年ある。
- どんな障害があっても、親亡き後に子供の生活(衣食住等)が破綻することはない。
- ただし、これまで生きてきた人生の足跡を重視し、健やかな老後を送るために「どのような支えが必要か?」については、まだ十分な知識の蓄積がない。
- 高齢になれば、誰もが病気にかかりやすくなり、治りにくくなる。認知機能や心身の機能低下で介護が必要な時期が来る。「常に健康で」「いつまでも長生きする」は現実出来ない夢。だとすれば、幸福な最期をむかえるとはどうゆうことか、これから考えなくてはならない大きなテーマ。
2.シンポジウム:暮らしの中の医療
シンポジスト星野大和氏 医療法人財団はるたか会 あおぞら診療所新松戸
在宅療養支援診療所の役割 命を守る 生活を守る
- 診療
- 訪問診療(月2回) 診察 血液検査 薬処方、気管・胃瘻・尿道カテーテル交換、中心静脈栄養の管理、画像検査は無い
- 臨時往診(24時間365日対応) 血液検査 点滴 在宅療養困難時の入院・搬送手配
- 環境調整
- 相談業務 家族や相談員・ケアマネジャーから在宅療養の相談を受ける
- 行政との連携 主治医意見書(介護保険) 生活保護
- 医療チームとの連携 訪問看護・リハビリ・マッサージ
障害のある方が高齢になること
医療の必要性は増すがアクセス困難
医療へのアクセス困難通院困難 |
受診・方針の決定困難 かかりつけ医不在 |
その他2人のシンポジストからの提言がありましたが省略させていただきます。
コーディネーターのもと話し合われましたが、必要と思われることは地域の自立支援協議会や医師会に提言し問題解決に努めて欲しいことを確認しました。
【今後の予定】
●第1回神栖市地域自立支援協議会就労支援部会の案内
- 【日時】
- 8月9日(水)15時〜
- 【場所】
- 神栖市本庁
●第5回定例会の案内
- 【日時】
- 8月28日(月)9時半〜12時
- 【場所】
- 農耕地、あすなろ集会所
●第2回神栖市地域自立支援協議会の案内
- 【日時】
- 8月29日(火)15時〜
- 【場所】
- 保健福祉会館