あすなろニュース 平成27年11月号
リサイクルプラザの一泊旅行開催
- 【日時】
- 10月10日(土)11日(日)
- 【参加者】
- 13名
- 【行き先】
- 中禅寺湖・華厳の滝・日光猿軍団・鬼怒川温泉・那須サファリ
今年8月で神栖市第一リサイクルプラザでの資源ごみの手選別作業は10年経過しました。
本人たち11名は大きなケガも無く頑張って仕事をしています。
今後も安全に良い仕事をしていただくため、本人たちの希望を取り入れ一泊旅行を実施しました。紅葉はまだ部分的でしたが楽しかったですね!
華厳の滝にて | 中禅寺湖でスワンボートに |
ライオンバスでサファリ見学 |
レスパイトサービスの近況
◆通常のサービス
- 実施日数:
- 20日
- 平均利用者数:
- 3.8名
◆長時間のサービス
- 実施時間:
- 7:30〜18:10
- 実施日
- 1日
- 利用者
- 2名
◆利用者の誕生会実施
先月に引き続き今月も利用者の誕生会を開催しました。
第7回定例会実施
- 【日時】
- 10月28日(水)9時半〜12時
- 【場所】
- 農耕地、あすなろ集会所
- 【参加者】
- 6名(畝作りは10名)
【今月の話題】
- 農耕作業について
- 玉ネギ用畝作りを実施する。
- 10/22 農協に依頼し天地返しを実施して頂きました。
- 10/28当初一列の予定でしたが、お父さんたちで早めに終了したため、後からお母さんたちにも実習?を兼ね更に一列作って頂きました。肥料を入れマルチも張りました。
- 玉ネギ用畝作りを実施する。
- 報告事項
- 手をつなぐ育成会茨城大会の概要報告、他。
第53回手をつなぐ育成会茨城大会に参加
- 【期日】
- 10月27日(火)10時〜12時半
- 【場所】
- 県民文化センター
【概要】
大会式典では、鈴木会長の挨拶、各種表彰、橋本県知事等の祝辞があり、大会宣言を朗読して式典は終わりました。その後講演会がありましたのでポイントを紹介します。
【講演】中央情勢報告「障害者総合支援法施行後3年を目途とした見直し等」〜提案と課題〜
講師:全国手をつなぐ育成会連合会 統括 田中正博 氏
見直しの項目は下記の通りですが、社会保障審議会で12月中旬を目途にまとめる予定とのこと。
始めにとして・・共生社会の実現を求めています。・・今後も持続可能な制度であり続けることも求めています。超高齢化社会を迎え、高齢障害者が大幅に増加していく中で、地域の住まいの場を国の整備だけではなく、既存の資源と地域が繋がり活性化も視野に入れての模索が必要と考えます。
- 常時介護を要する障害者の支援について:
- 「介護」という言葉には、「見守り・声掛け」を含まないことが多い。・・「常時介護を要する障害者」は、・・・暮らしの見通しが自分一人で見通せない人をその範ちゅうの人と捉えるべき。
- 常時介護を要する者が、必要な時に必要な支援を受けられるようなケアマネジメントの在り方を検討する必要がある。
- 重度包括等からもれる常時介護を必要な方に一定時間枠を支給し、その範囲内で自分の望むサービスを、移動支援や身体介護、身上監護などに拘束されずに活用できるようにする。ただし、財源の視点から24時間埋め尽くすような制度設計とはしない。隙間を埋めるような支援として位置付ける。等々。
- 障害者等の移動支援について
- 地域生活支援事業における移動支援は、地域の特性に応じて進化させてきた自治体も少なからずあり、その経緯を尊重して現状維持が適当である。
- 現行の地域生活支援事業の事業内容は、1.移送手段としての移動支援 2.ガイドヘルプとして役割になる。
- ガイドヘルプの要素としては更に二つに分かれていて、個別対応と複数対応となっており、複数対応の余暇支援は、地域特性に応じて人材を確保していく際に活用すると有効と考える。
- 障害者の就労支援について
- 就労移行、就労継続A・B・生活介護については、サービスの枠組みが現状に即していない面がある。就労移行を二段階に分け、現行通り年限を区切ってより積極的な就労支援を図る群(就労移行T型)と無期限に就労へのニーズを受け止める群(就労移行U型)に分類してはどうか。
- 現行の就労継続B型は就労支援的な要素を抜き、生活介護と一本化し、名称も改める。
- 障害者の意思決定支援・成年後見制度の利用促進の在り方について
- 意思決定支援に基づいたサービス提供をするためには、計画相談・個別支援計画・モニタリングとサービスを利用する際に、「本人の暮らしへの意向」が一貫して位置付けられていなければならないため、本人の意思を踏まえた事業となるための、ガイドラインが示されている状況である。これをどの事業所でも取り組めるようにしてサービスの質が向上するよう相談支援専門員研修、サービス管理責任者研修を位置付けているが、意思決定支援に関する研修も同等の位置づけとなるよう取り扱う必要があると考える。
- 現行の成年後見制度に関しては、ただ利用を促すだけではなく意思決定支援で重視される本人の主体性を踏まえた権利擁護となるよう運営面での適正化を図る必要がある。利用の増加が見込まれるようになる状況を考慮し、「身上監護」の拡充を含んだ利用者主体の後見制度の展開を視野に入れることと法人後見を使いやすくしていく必要があると考えている。
※そのほか、高齢の障害者に対する支援の在り方について、その他の障害福祉サービスの在り方等について等々見直す項目がありますが省略させて頂きます。尚、交流誌‘手をつなぐ’で適時解説されるとのこと。
平成27年度第3回神栖市地域自立支援協議会に参加
- 【日時】
- 10月30日(金)15時〜17時
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館
【概要】
T.神栖市避難行動要支援者プラン(全体計画)について
東日本大震災で高齢者や障害者が犠牲になった反省点が要援護者名簿が活用されなかったことから、災害対策基本法が改正(自治体での名簿作成の義務化、名簿作成時の個人情報の活用等)され、国の指針に沿って作成されました。
主な改正点は、名簿掲載は希望者から行政情報集約へ、平常時用の名簿と災害時用の名簿作成、一人ひとりの支援者の選定より名簿作成が優先、地域支援者に名簿の情報を提供です。
避難行動要支援者名簿の作成は、平常時用の名簿掲載の同意を取りながら、平成28年3月中に完成予定。
U. 専門部会活動報告
就労支援部会2回、障害理解促進部会2回、幼児・児童部会2回、についての報告がありました。
※第4回は2月26日に開催予定なので、各部会ともそれまでに検討を深め報告することになります。
【今後の予定】
●自閉症セミナーに参加
- 【日時】
- 11月21日(土)10:00〜15:30
- 【場所】
- 水戸市福祉ボランティア会館
- 【テーマ】
- 自閉症スペクトラム児者の心を育てる教育〜幼児期から成人期以降〜
●あすなろ会日帰り旅行の案内
- 【日時】
- 11月15日(日)7時半神栖市役所前出発、18時頃到着予定
- 尚、1号車は波崎総合体育館(6:30発)⇒若松公民館(6:50)⇒神栖市役所です。
- 【行き先】
- 品川エプソン水族館(10:00〜12:30)⇒昼食は和・洋・中バイキング(13:00〜14:00)⇒水上バス観光(お台場海浜公園15:25発〜日の出桟橋15:40着)⇒神栖市役所着18:00予定
●茨城県手をつなぐ育成会合同会議の開催
- 【日時】
- 11月25日(水)10:00〜12:30
- 【場所】
- 県総合福祉会館
- 【議題】
- (1)特別支援学校保護者との懇談会開催について
- (2)警察向け啓発冊子の配布分担等