あすなろニュース 平成27年8月号
平成27年度第2回神栖市地域自立支援協議会に参加
- 【日時】
- 7月24日(金)15時〜17時
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館
【概要】
会議に先立ち、地域の課題を検討する3つの専門部会に対するアンケート調査が実施されました。
- 専門部会の種類:各委員はアンケート調査を基に3つの専門部会に分けられました。
- 障害理解の促進
- 就労支援
- 幼児・児童
- 部会の運営ルールにいて
- グループ別に討議し、全体会に報告し、提言としてまとめる。
- 部会開催の頻度は各部会に任せるが、凡そ2ヶ月に1回程度とし最終の全体会に報告する。
- 部会は課題について参考意見や問題解決のヒントを聴くために参考人を招集することも出来る。
- 各部会ごとの話し合い
- 各部会に分かれ、部会長の決定、検討テーマと今後の予定について話し合いました。
- 各部会とも、8月に1回目の会議を開催することになりました。
- 当会から3名出席しているので3つの部会に分かれて出席し、会員からの意見が反映されるようにしたいと考えています。
- 第3回の全体会は10月の予定です。
レスパイトサービスの近況
1.通常のレスパイトサービス
実施日数:13日、平均利用者数:4.4人
2.夏休み期間中の日中一時支援サービス
今年も7月21日〜8月31日までサービスを実施しています。
実施時間:9時〜15時半(7時〜18時10分での利用者のご希望にも対応しました。)
実施日数:8日、平均利用者数:2.5人
今年は例年以上に暑くどうしても室内での活動が多くなりました。
ビデオ鑑賞、カラオケ一番で歌い放題、女子生徒は創作ダンス等々、合間に?お勉強する時間もありましたね。また、簡易プールで水遊びやスイカ割りも実施しましたね。
第4回定例会実施
- 【日時】
- 7月27日(月)9時半〜12時
- 【場所】
- 農耕地、ボランティアセンター
- 【参加者】
- 5名
【今月の話題】
- 農耕活動について
- ジャガイモ収穫祭の反省
- 開催日を昨年より10日ほど早めましたが、芋の大きさ等良かったと思われます。
- 今回は収穫が手際良く出来たので、袋詰めも早く終えることが出来ました。
- 収穫後、あすなろ集会所でジャガバタやかき氷、スイカを食べたり楽しんで頂けて良かったのですが、室内でボール遊びをして危なかったので次回は止めて頂くこととしました。
- 玉ネギも事前に収穫し販売しましたが、収穫時期や天日干しの場所を含め検討することとしました。
- 今後の予定
- さつま芋の収穫祭は9月12日(土)10時半(雨天順延)
- 草取りについては、7/27定例会前に草取りを実施したので、周辺の草刈だけとしたい。
- ジャガイモ収穫祭の反省
- 検討事項
- 日帰り旅行については4か所候補に挙がったが、旅行会社とも相談して次回の定例会で決める予定。
- 卒業進路と就労支援「直B問題」について話し合う。後記
- 第2回神栖市地域自立支援協議会の報告 等
- 次回の定例会で、各専門部会で話し合った内容について話し合う予定です。
地域ネットワーク勉強会に参加
- 【日時】
- 7月28日(火)13時〜15時
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館
- 【テーマ】
- 発達障害者の就労とその準備支援
- 【講師】
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 茨城支部茨城障害者職業センター 石井賢治氏
- 【概要】
- 講演の一部を紹介させて頂きます。
- 就職に向けての相談・職業能力等の評価
- 自分に合った働き方の検討、求職活動に役立つ知識習得のための支援(求職準備支援)等々
- 平成26年度の当センター利用者の内訳:
- 発達障害者19%
- 知的障害者・精神障害者は各々36%
- 発達障害者の職業生活への満足度と職場の実態に関する調査結果から
- 発達障害者の離職経験の有無(知的障害を伴う方も含む):有るが55.3%(n=568)
- 離職した理由(複数回答)の56.4%が個人的理由
- 離職の個人的理由の内訳(複数回答)
- 人間関係がうまくいかなった61.0%
- 仕事の内容が合わなかった49.2%、等(n=177)
- 職場への要望(複数回答)
- 分かり易い指示をして欲しい36.8%
- 仕事が変更になる時は前もって伝えて欲しい35.8%
- 仕事の優先順位を示して欲しい32.8%
- 職場で困ったときに相談できる人が欲しい25.5%等々
- 自由記述の一例では、「あれ」とか「これ」とかあいまいな言葉でなく、「どこのそれ」など詳しく指示して欲しい。「もっとこうしたら良くなるよ」というアドバイスをもらいたい。等々
- 【日時】
- 8月28日(金)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【日時】
- 9月12日(土)10時半より(雨天順延)
- 【日時】
- 9月27日(日)10時半より
1.茨城障害者職業センターの紹介
所在地:茨城県笠間市鯉渕6528-66
障害のある方へのサービス
2.発達障害者の就労の現状と課題について
手をつなぐ7月号より抜粋 卒業進路と就労支援「直B問題」を考える
直B問題とは何か
就労継続支援B型(以下継続B型)は平成18年から始まった障害者自立支援法(平成25年から障害者総合支援法)に位置づけられたサービスで、従来「授産施設」と呼ばれていた事業から、福祉就労の機能を取り出したものです。長期間にわたって安定的に利用でき、一定額の工賃も得られることもあって人気も高く、毎年多くの卒業生が進路先にしています。ただ、総合支援法は基本的に企業等への就職や起業などを後押しするサービス体系となっており、継続B型の利用条件をかなり限定しています。
継続B型は基本的に就労経験のある人等が対象で、学校卒業後すぐの利用はあまり想定されていません。とはいえ、授産施設の時代にはなかったこれらの利用条件をいきなり適用しては、卒業後の進路選択が混乱してしまいます。このため今年3月までの経過措置として、条件を満たさなくても市町村等の判断で直Bが認められていました。この経過措置が終わったことで、今後の運用を各地で考える必要が生じました。これが「直B問題」です。
今後はどうなるのかでは、4月以降の取り扱いはどうなったのでしょうか。
国が示した「各支援機関の連携による障害者就労支援マニュアル」(以下、マニュアル)によると、直Bのためには在学中に短期間(最低で3日程度)就労移行支援を利用し、本人の状況評価(アセスメント)を行う事が必要とされています。
もちろん、短期間とはいえ移行支援サービスを利用するわけですから、必ず、サービス等利用計画を作成し、市町村の支給決定を受けなければなりません。サービス等利用計画の作成には相談支援事業との連携が不可欠となり、在学中から相談支援と関係性を築くことがますます必要になります。
また、移行支援によるアセスメントを受けるためには、近隣に利用可能な移行支援事業所が存在していることが前提です。
☆来年卒業する方については、障がい福祉課や相談支援事業所に行き、相談されてください。
寄付金受託
(順不同) 森政通様、奥山静男様 有難うございました!
賛助会員入会者
(順不同)伊藤茂子様、小角安世様、藤代佳代子様、森政通様 有難うございました!
【今後の予定】
●第5回定例会の案内
●さつま芋の収穫祭の案内
※詳細は来月号で
●第1回カラオケ大会の案内
※詳細は来月号で