あすなろニュース 平成26年11月号
第52回手をつなぐ育成会茨城大会に参加
- 【日時】
- 10月21日(火)10時〜12時半
- 【場所】
- 県民文化センター・小ホール
【概要】
大会式典では、鈴木会長の挨拶、各種表彰、橋本県知事、高橋水戸市長の来賓の挨拶がありました。その後、講演会がありましたのでポイントを紹介します。
【新いばらき障害者プランについて】
講師:茨城県保険福祉部障害福祉課企画グループ 係長金子真紀氏
- 本県は平成23年3月に発生した東日本大震災の教訓を踏まえた障害者等要援護者に対する防災計画の充実や障害福祉行政を取り巻く状況の変化に対応するため「いばらき障害者いきいきプラン」と「第2期茨城県障害者計画」を統合し「新いばらき障害者プラン」を作成しました。この計画は平成24年度から平成29年度までの6か年計画で平成26年度に、それまでの達成状況を踏まえ計画の見直しを行う事になっていること。平成22年度末現在の茨城県における障害者手帳所持者は、身体障害者88,485人、知的障害者18,044人、精神障害者10,409人で年々増加しており、知的障害者においては約20,000人になっているとのこと。
- 見直しに当たって注視したい項目を挙げられました。
- 基本理念はノーマライゼーションと完全参加であるが、県民すべてが相互に人格と個性を尊重し合いながら共に生きる社会の実現を目指すこと。
- 権利擁護の推進(権利の擁護、差別の禁止、虐待の防止)
- 一般就労の推進では就労面接機会の増強、福祉的就労の促進では全国的に見て平均工賃(11,353円)が低いこと、事業所数は増加しているが工賃5,000円以下が多いので、底上げが必要であること。
- 発達障害者への支援等専門性の高い福祉サービスの充実が必要であること。等々。
【障害のある人もない人も共に歩み幸せに暮らせるための茨城県づくり条例について】
講師:茨城県保険福祉部障害福祉課企画グループ 係長古田直哉氏
- 「障害者差別解消法」が2013年に成立(平成28年施行)し、2014年に我が国は「障害者権利条約」の締結国になったこと。
- 「障害者権利条約」は、障害者の人権や基本的自由の享有を確保し、障害者の固有の尊厳の尊重を促進するため、障害者の権利を実現するための措置等を規定してます→例えば、障害に基づくあらゆる差別(合理的配慮の否定を含む)を禁止、等
- 茨城県は全国で9番目に差別禁止条例を制定し施行日も国より1年早く平成27年4月1日であること。又、「茨城県づくり条例」では・・・ここに、国際連合総会において採択された障害者の権利に関する条約の趣旨を踏まえ、障害のある人と障害のない人が対等な権利を有することを再認識するとともに、障害があることで受ける制約をなくすための合理的な配慮の提供を全ての県民に求めていくことを通じて、誰もが安心して楽しく暮らせることができ、共に夢や幸せを追求できる真に平等な社会を実現することを決意し、この条例を制定するとしていること。更に、何人も、その身近な場所において、障害のある人に対する差別に関する相談(以下特定相談という)をすることが出来るとしていること。(以下省略します)
農耕作業について
- 10/25農耕地の天地返しをJAに依頼し実施しました。
- 10/26玉ネギ用の畝づくりを実施する。
- 10/28玉ネギを植付けする。(赤50本、白200本)
レスパイトサービスの近況
10月の利用状況は次の通りです。
- 実施日数
- 21日
- 平均利用者数
- 5.4人
- 平均支援者数
- 3.3人
10/10誕生会開催 幸人君7才おめでとう!
お友達で祝福 | カラオケ1番で95点の腕前 |
リサイクルプラザの近況
今までペットボトルの回収に当たっては、国産品と輸入品との区別、縦つぶれ品は伸ばしてから回収する等神経を使っていましたが、今期からペットボトルの表示があれば良くなったこと、縦つぶれ品はそのままで良くなったことから大変楽になりました。
10月29日から31日は第5週で、資源ゴミの搬入が無いことから、30日に元請さんから時間を頂き 安全会議を開催しました。
議題:2014年の作業目標の進捗状況について
今年も既に10ヶ月が過ぎようとしていますが、各人が設定した目標がどの程度達成しているのか、先ず本人から発表してもらい、その後指導員がコメントしながら確認し合いました。
当然各人の目標は違いますが、ほぼ目標を達成している人、未だ達成していない人もいます。ただ、全員同じ仕事をしていることから、話し合われた内容を自分のこととして明日からの作業に生かして欲しいとお願いしました。
- 作業目標のいくつかを挙げます。
- プララインの時、異物やペットボトルを見逃さないで回収します(ラインが動いている時は前に集中する)。
- 掃除をきちんと出来るように頑張ります。等々。
平成26年度第2回神栖市地域自立支援協議会に出席
- 【日時】
- 10月17日(金)15時〜17時
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館
- 【内容】
- 第4期 神栖市障害者計画・障害福祉計画のアンケート調査について、他
【概要】
- 当初、8月に開催する予定であったがコンサル業者と計画案の打合せ中のため延期となっていました。
- アンケート調査内容については、前回のものを修正し応え易くしたこと。
- アンケート対象人数は1500人とし、障害種別の対象人数については、統計学上反映しやすい人数にすること等話し合いました。
- スケジュール
- アンケート発送(11月)
- アンケート集計作業(12月)
- 障害者計画T素案完成(1月)下旬
- 協議会開催、パブリックコメント、障害者計画U素案完成(2月)
- 協議会開催、障害者計画完成(3月)
日本自閉症協会第23回全国大会報告会に参加
- 【日時】
- 10月12日(日)10時〜12時
- 【場所】
- しもだて地域交流センター
- 【主催】
- 茨城県自閉症協会
- 【概要】
- 本年9月に山形で開催された全国大会に参加された方からの報告会です。
2日間で基調講演、シンポジウム1、2、3のうち、基調講演の一部を紹介させて頂きます。
基調講演『自閉症スペクトラムの理解と支援』講師:本田秀夫氏
- 成長の鍵は、思春期にあり:発達障害の人が「物心がつく」のは、思春期
- 思春期以降の支援方法:“支援つき試行錯誤”
- 特別な配慮とは?:個性に応じたオーダーメイドのメニューを用意すること
- 特別な配慮、理想的には?:その子が主体的かつ意欲的に取り組める特別なメニューを提供すること
- 発達障害の人たちへの支援の第一歩:本人が、何らかの問題意識を持つこと、信頼できる相談相手にアクセスできること(このような状況を設定することから支援が始まる)
- 相談した時、『今、困っていることはありません』→「今」が、現在この瞬間を意味していることがある。
- 接し方のポイント
- 先に本人の言い分を聞く
- 命令でなく提案する
- 言行一致を心がける
- 感情的にならない
- 情報を視覚呈示する
- 目に見えにくいものを言語で構造化する
- こだわりはうまく利用する
- 支援つき試行錯誤:共感しながら試行錯誤につきあう等々。
つもる善意、9/1〜10/30受付(順不同)
- ☆寄付金受理☆
- ADEKA労働組合様
- 向山耶幸様
有難うございました!有効に利用させて頂きます。
尚、9月号掲載の賛助会員入会者の中、伊藤直子様は伊藤茂子様の間違いでした。お詫びいたします。
【今後の予定】
●日帰り旅行の案内
- 【日時】
- 11月15日(土)7時半神栖市役所前出発
- 【行き先】
- 笠間菊まつり、亀印製菓
●第2回市民活動支援センター代表者会議
- 【日時】
- 11月14日(金)18時半〜
- 【場所】
- うづもコミュニティーセンター