あすなろニュース 平成26年4月号
リサイクルプラザの近況
1.平成26年度神栖市第一リサイクルプラザ運転業務委託契約締結
平成17年8月稼働以降、昨年3回目の委託契約(期間は3年)を締結していますが、当初より1年毎契約しており、今年も無事契約を締結することができました。
2.第4回リサイクルプラザ保護者懇談会開催
- 【日時】
- 3月29日(土)11時〜14時半
- 【場所】
- むつみ荘
- 【参加者】
- 12名
リサイクルプラザでの運転業務を継続させて頂くためには、神栖市及び元請さんから信頼されることであり、そのためには、本人たちの保護者のご理解とご協力が必要なことから毎年開催しています。
【話し合いの内容】
- 保護者への要望事項
- 休暇の連絡(無断欠勤は無くす、他)
- 作業服の確認(清潔、他)
- 健康管理(生活習慣病)
- 金銭管理
- 各人の仕事ぶりについて
- 各人の2014年の作業目標及び日頃の仕事ぶりについて説明し今後の改善点等話し合いました。
- 実施日数:14日
- 平均利用者数:7人
- 平均支援者:4人
- 実施日数:6日
- 平均利用者数:2.7人
- 平均支援者:4.3人(午前・午後の2部制)
- ピアノ演奏(3人)
- 創作ダンス(咲ちゃん)
- トランプ遊び
- ボール遊び
- ビデオ鑑賞
- 天気の良い時は散歩等々
- 【日時】
- 3月15日(10時〜12時)
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 8名
- 3/8 ジャガイモ栽培用畝作り実施(6名)
- 3/15 ジャガイモ植付け実施(10名)
- 神栖市第一リサイクルプラザでの信頼を高める努力をすること
- レスパイトサービスの内容充実
- 障害者が地域で安心して暮らせるための課題は種々あるが最優先課題を鹿島特別支援学校卒業後の活動の場確保とする。その為には、農耕作業を継続するほか、3年後目途に活動の場開設に向け検討すること
- 認定NPO法人取得するには寄付等のご理解を得る為には、事業内容を充実させることが必要であること
- ‘きぼうの家’等作業所の定員に余裕があることが判明し、3年後目途に活動の場開設の目標は保留とし、鹿島特別支援学校神栖支部の親御さんたちと問題意識を共有することから進めることとする
- 余暇活動については、公益的な行事を多くするためにも、新たに鹿島特別支援学校在校生が参加し易い行事(例えばウォーキング)も計画したいこと
- 【日時】
- 3月28日(金)10時〜12時
- 【場所】
- 鹿嶋市まちづくり市民センター
- 【協議事項】
- 単位育成会の現状及び問題点
- 【日時】
- 3月20日(木)10時〜12時半
- 【場所】
- 県総合福祉会館
- 【講演】
- 「高齢知的障害者へのかかわり〜心と体の変化について〜」
- 【講師】
- 独立行政法人 国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 診療部長 有賀道生 先生
- 12/1〜3/31受付 順不同
- 向山耶幸様
- 郡司工業(有)様
- 沼田電器(株)様
- (株)野口建設様
- (有)三宅商店様
- 方喰石材店様
- 【日時】
- 4月19日(土)10時〜
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【日時】
- 4月24日(木)10時〜12時
- 【場所】
- 保健福祉会館2階研修室
- 【講演内容】
- 発達障害者の就労とその支援について
- 【日時】
- 5月25日(日)、但し、陸上競技の予備日は6月1日
- 【場所】
- 笠松運動公園
3.ペットボトルの回収方法の変更
これまでペットボトルの分別回収基準の中で国内品と輸入品の分別に苦労していましたが、回収品の引き取り業者が変わり輸入品もペットボトルと識別できるものは回収することになりました。
尚、私たちは平成21年7月より自主的に汚れたペットボトルを洗浄して凡そ年間96,000本回収していましたが、これからは1〜2割増えると思われます。
レスパイトサービスの近況
現在の利用者は殆どが鹿島特別支援学校の在校生ですが、3月は卒業式の時期で4月より高等部に入学する人も2名います。皆さん新たな気持ちで通学しレスパイトも利用されることと思います。
あすなろ集会所を平成18年8月より神栖市と使用貸借契約を締結し利用させて頂いておりますが、 畳の部分が大分傷んできましたので、当会で表替えすることにしました。
通常のサービス
春休み休暇のサービス(実施時間:9時〜15時半)
◆諒君の誕生会開催(3月14日)
パーティーの内容は子供たちと支援員と打合せし作成。
女子生徒のピアノに合わせハッピバースディを斉唱
記念写真(諒君を囲んで) | お菓子を食べる |
◆最近の子どもたちの活動の様子を紹介します。(後の人は来月に)
仲良し3人娘 | 幸大君はお絵かき大好き! |
賢人君は切り絵 | 侑奈さん・他の作品 |
第12回定例会実施
1.農耕作業について
2.平成25年度事業方針の検証及び来年度の方向付け
当初は
神栖市内には
3.春休み期間中の日中一時支援事業について
平成25年度手をつなぐ育成会鹿行地区ブロック会議に参加
【概要】
鹿行地区の6単位育成会が参加(この内2つは施設の家族会)。各会とも会員は10〜20名で、新規会員が入らないで苦慮している様子。施設の家族会では親が高齢で出られないため、兄弟にも出てもらうようにしている。鹿嶋市では作業所が松の木とセンターと2か所あり定員に余裕があるため、作業所づくりの動きは未だないとのこと。
茨城県手をつなぐ育成会第4回研修会に参加
【概要】
のぞみの園には300人いるが平均年齢は61才で最高齢は81才。
昔障害者は短命で50〜60才であったが、今は健常者と同じだがこの10年で死亡者数が急増している。
死亡原因は呼吸器疾患が最多で、誤嚥性肺炎が多い(摂食・燕下機能の低下が著しいため)
重度知的障害者によく見られる摂食・燕下(食べて飲み込む)して、嘔吐・反芻、早食いによる窒息、丸、飲み込み、異食等あるが、早食い,丸飲み込みは幼児期よりの食習慣で学習されていることが多く、成人期では改善が難しいとのこと。早食い,丸飲みへの対応については省略します。ソフト食でも危険があるとのこと。
高齢知的障害者と認知症高齢者の違い等の説明がありましたが、若い頃とのちょっとした違いに気付くことが大切。知的障害のある場合、元来「何をどこまでできるのか」という情報が判らないと、「もともとできなかったのか」、「疾病等によりできなくなってきたのか」がわからず、疾病に羅患した際の発見が遅れることもあるとのこと。
おわりに(講師が強調されたこと)
高齢知的障害者における健康上の諸問題に取り組むにあたり、日常関わる支援者の観察眼が重要な鍵を握っている。
微細な変化にもいかに気付くことができ、その変化をどう捉えるかによってその後の治療や介護計画が大きく左右される。
行動の原因・背景は何か、何に苦悩し何を求めているのか。症状を抑えることに終始せず考えるのではなく、本人の苦しみ、訴えを捉え受け止めることが、何よりも大切なことであるとのこと。
賛助会員入会者
有難うございました!!