あすなろニュース 平成25年4月号

リサイクルプラザの近況

1.神栖市第1リサイクルプラザの委託業務契約更新

平成17年8月稼働以降、ビン・缶類及びプラスチック類ラインの手選別作業を実施してきましたが、今回3回目の委託業務契約を関係者のご配慮により、大地建設さんと無事締結することが出来ました。

2.第3回リサイクルプラザ保護者との懇談会開催

リサイクルプラザでの委託業務を継続してさせて頂くためには、神栖市や元請さんとの信頼関係を更に深める必要があります。そのためには本人たちの保護者と指導者との相互支援が必要なことから毎年開催しています。今回は以下の内容で話し合いました。

  1. 保護者への要望事項
    1. 休暇の連絡(無断欠勤は無くして欲しい)
    2. 作業服の確認(清潔、ほころびの有無等)
    3. 朝は気持ち良く送り出して欲しい等
  2. 各人の仕事ぶりについて
    • 各人の今年の作業目標や仕事ぶりを説明

3.職場実習者受け入れ

ハミングハウスさんから1名職場実習の希望があり、3月26〜29日の4日間受け入れしました

鹿島特別支援学校PTA「卒業生の保護者との座談会」に参加

【日時】
3月1日(金)13時〜14時半
【場所】
鹿島特別支援学校会議室

【概要】

PTAの親御さんとの話し合いの場を持たせて頂いたことに謝意。

あすなろ会は、S50年、3歳児検診で障がい児と判定された子供を持つ親たちが中心になって、保護者の交流や研修を目的に発足した‘手をつなぐ親の会’が前身であること。

シシトウ栽培の収益金でプレハブハウスを建設し、養護学校卒業生を対象に母親たちによる小規模作業所的な活動等が認められ後の福祉作業所‘きぼうの家’の開所に繋げることが出来たこと。

平成17年に神栖市第1リサイクルプラザが稼働する段階で任意団体である‘あすなろ会’が受け皿になることで知的障害者の採用が決まったこと。翌年NPO法人を取得し、現在は鹿島特別支援学校卒業後の活動の場確保が急務となっていますが、この課題については皆さんと一緒になって取り組んでいきたいことを訴えました。

ジャガイモの種植え実施

1.畝づくり実施

【日時】3月3日(日)9時半〜10時半【参加者】6名

今回はボランティアさん3名のほかお父さんたち3名が来てくれたので約1時間で終わることが出来ました。

2.ジャガイモの種植え実施

【日時】3月9日(土)10時〜11時半【参加者】8名

平成22年から始め今回で4回目の種植え作業です。北あかり・男爵各10Kgを2〜3個に切って、灰付け作業、植付け作業を順調に実施することが出来ました。

レスパイトサービスの近況

春休み期間中も長時間の日中一時支援サービスを実施しました。

【実施日】
3月25〜29日の5日間
【実施時間】
9時〜15時半
【利用者数】
13名
【平均利用者数】
4名/日

今回の利用者は通常利用していない人が7名と多く、且つ利用頻度も多かったです。理由は、保護者が勤めている場合受け入れ時間の関係で利用出来ないためで課題となっています。

賛助会員募集について

石井ふく子様、向山耶幸様、方喰石材店様、郡司工業様、中嶋秀行様、沼田電器様、戸谷かおる様から賛助会費として寄付して頂きました。有難うございました!! (昨年11月〜3月末受付分)

第12回定例会実施

【日時】
3月23日(土)10時〜12時半
【場所】
あすなろ集会所
【参加者】
8名

【今月の話題】

1.農耕作業について

2.各種報告

  1. 鹿島特別支援学校での座談会について
  2. 地域ネットワーク勉強会(3/18)の概要
    • 千葉県では県内13圏域で障害者グループホーム等支援事業を配置、実施している。
    • 地域の中の暮らし、「管理者」「サービス管理者」「世話人」「生活支援員」利用料等々
  3. 土研跡防災公園アリーナについて
    • ‘レストラン、カフェ、売店は市民からの要望が多いことから設置する’に対するパブリックコメントを投稿(アリーナ内に喫茶室と障害者が作った商品を販売するお店を運営したい旨)⇒委託業者に依頼することになっており、障害者の採用については確約出来ない旨。
  4. いばらき未来基金について
    • いばらき未来基金は、地域の課題解決に取り組む市民団体の、自主的な事業の支援者が増えるよう、様々な寄付募集と助成事業に取り組みます。その一つが事業指定助成です。等々。
  5. ‘茨城県育成会だより’
    • ハートピアいなしき(稲敷市障がい者センター)の記事が載っており概要を説明。

3.市への要望書・請願書提出について

手をつなぐ3月号より抜粋

障害者優先調達推進法がスタート

4月より「障害者総合支援法」と共に「障害者優先調達推進法」がスタートします。

正式な名称は「国等による障害者支援施設等からの物品等の優先調達等に関する法律」です。

国などの行政機関が、障害のある人が働く就労支援事業所や障害者雇用企業から積極的に物品を購入したり業務委託を発注したりすることを求める法律です。

市町村の障害福祉担当部署は「障害者総合支援法」の施行事務が集中することから優先調達推進法に向けた調達方針の策定が不十分になってしまう恐れがあります。・・自立支援協議会に専門部会を設置するなどして、1〜2年をかけて完成型を目指す方法も有効とのこと。

手をつなぐ4月号より抜粋

障害者総合支援法まるわかり!

昨年4月の「つなぎ」法に続いて2年連続の制度改正で分かりにくいので整理します。(主な物)

  1. 総合支援法は自立支援法の「廃止」ではなく「改正」です。
  2. 難病の人が制度対象に加わります。
  3. 障害程度区分が見直されます。(名称は「障害支援区分」に、2014年4月から)
  4. ケアホームとグループホームの区分がなくなり、来年4月よりグループホームヘ一元化される。
    • 訓練等給付になり報酬単価は一律ですが、区分により区分により異なる単価に変更されるのではとの事
    • 又、外部サービスを認める方針が示されたとのこと。等々。

【今後の予定】

●サポートシェアハウスいなしき見学会

【日時】
4月18日(木)ホーマック10時集合
【行先】
稲敷市西代4456-1クォールコート

●第1回定例会の案内

【日時】
4月20日(土)10時〜12時
【場所】
あすなろ集会所

●地域ネットワーク勉強会の案内

【日時】
4月25日(木)19時〜21時
【場所】
保健福祉会館

発達障害のある子の理解と支援(2回連続講座)

講師:茨城県発達障害者支援センター 大野真裕センター長(臨床心理士)

(前篇)『発達障害とは〜自閉症スペクトラムを中心に〜』4月25日(木)

(後編)『発達検査ってなあに? 〜検査の種類と活用法〜』5月21日(火)

※事前申し込みが必要です。前篇・後編いずれか片方だけの講座への参加も可能。申込・問い合わせ先:神栖本所 担当:三浦様 0299-93-0294

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