あすなろニュース 平成23年5月号
平成22年度第2回理事会開催
- 【日時】
- 4月15日(金)19:00〜21:30
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【概要】
- 当初は3月下旬に開催する予定でしたが、震災により開催を延期しておりました。
1. 報告事項
- 平成22年度予算の決算状況について
- 神栖市第1リサイクルプラザでの委託契約料が約240万円/年減少する中、かろうじてプラスとなる。
- 神栖市への要望書提出について
- 平成22年度の鹿島養護学校の卒業生の一部が在宅になる可能性があることから、”あすなろ集会所”を利用して何か出来ないか定例会で検討して来ました。夏休み等長期休暇時の一時預りを含め、集会所を多目的に‘サロン’的に開放し一般市民の方も交え活動の場として利用したいと考えています。そのためには、1.安心且つ安全に水が使えるよう水道水の整備、2.建屋床の脆弱化による補強が必要であり、保立市長様宛に提出しました。
- 今後、養護学校等卒業後の子どもたちの活動の場が厳しくなる中、私たちは単に行政にお願いするだけではなく、企業や行政との協働、国が力を入れている‘新しい公共’というキーワードで地域課題に取り組んでいく所存です。
審議事項
- 平成23年度収支予算編成に向けて
- 今年度も厳しい予算の中、自主財源を確保する等次の方針が確認されました。
- 会費のアップ(正会員・一般会員2,000円)
- 賛助会員の増強(+50人×2,000円/口)
- このため、団体のチラシを作成し支援を要請することにする。
- 手をつなぐ購読料補助の縮小等
- チラシの内容について
- 単に‘費用が足りないから支援して下さい’ではなく、‘今、こんな課題やニーズがあって、私たちはこんな取り組みをしている’等説得性のある内容にしたいと考えています。
- 平成23年度収支予算案について
- 原案は承認されましたが再度精査する予定です。
第1回定例会開催
- 【日時】
- 4月21日(木)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 9名
【今月の話題】
1. 養護学校卒業後の活動の場について
- 平成22年度鹿島養護学校卒業生の動向
- 3月の時点で1名の方が週3日在宅となる見込でしたが、4月に新たに設立された就労福祉施設「グットライフかみす」(土合本町)に入る事が出来ました。当事者の母親から利用状況を話していただきました。先ず、送迎は10Km150円(18Km300円)。施設利用料は無い。作業内容は弁当の盛り付けとタオルのたたみ付けで、現在は後者をやっているとのこと。工賃は1本5円、食費は実費負担ですが当日のキャンセルもOKとのこと。定員は20名で現在募集中とのことです。
- あすなろ集会所での活動内容について
- 当初は在宅者を対象とした‘サロン的な活動’は当面見合わせますが将来に向け体制を詰める必要があります。
- 夏休み等長期休暇時の活動、今年も2時間のレスパイトサービスの他、集会所を開放する予定ですが母親の負担を少しでも緩和する方策を次回以降検討することとする。
- 体験宿泊については次回以降とする。
- 施設見学について
- 6月以降計画することとする。
2. 平成23年度事業について
- 諸経費の見直し
- 会費のアップ(正会員・一般会員2,000円)
- 賛助会員増強のためチラシを作成するが協力を要請。
- 余暇活動は昨年とほぼ同じとする。
- 今年度の総会は6月5日(日)10時〜、保健福祉会館2階研修室に決定。
農耕作業について
- じゃがいも順調に成長
- 3月6日に種植え後、4月上旬にはほぼ全面に芽が出ました。
- 4月末に斎藤さんが土寄せをしてくれました。
- さつま芋の苗植えについて
- 昨年は5月後半、2回に分けて500本植え付けしました。今年も昨年と同じ程度で準備しましよう!
手をつなぐ4月号より
どうなる?障害福祉の法制度
つなぎ(自立支援法を廃止して障害者総合福祉法を制定するまでの‘つなぎ’)法の概要と主なポイント
- もともと、自立支援法には「施行して3年経過したら内容を見直す」という規定がありましたが、実際は法改正前に一昨年の政権交代で廃止になったため、見直しが‘つなぎ法’になったものと言える。
主なポイント
【利用者負担】
利用者負担について、「1割」を上限として応能負担化する。同一生計の場合、障害福祉サービスと補装具、介護保険や障害児サービスの利用負担を合算できる仕組みとする。
【相談支援事業】
(現在の相談支援事業の運営費の殆どが自治体からの委託費等で地域格差が現れやすいことから)「サービス利用計画作成費」の対象者を大幅に拡大し、必要に応じてサービスの支給決定前から利用計画を立てる仕組みにする等支給決定の流れそのものを変更した。新設される障害児の相談支援についても同様になる。
特に、障害児の相談支援に関しては、これまで都道府県(児童相談所)が担ってきた機能を市町村に移管することになりました。(2012年4月1日施行見込)
【障害児の支援】
障害種別で分かれている施設を機能別に一元化(児童デイT型を通園施設と統合)し、通所型サービスの支援主体(支給決定)を市町村へ一本化。保育所等訪問支援の創設。
【グループホーム・ケアホームへの家賃補助】
グループホーム・ケアホームへの家賃補助については、「特定障害者特別給付費」という名称で今年の10月からスタートします。(住民税が非課税の世帯が対象で、月々1万円を上限に支給)
ただし、都市部では家賃が高いため、月額1万円ではものたりません。全国的にも家賃には幅があるので、地域別の補助単価を設定するなどの対応が期待されます。又、地域によっては自治体が独自に家賃補助を実施している所もあります。(2011年10月1日施行見込)
【その他】
- 成年後見制度利用支援事業は、現在、市町村地域生活支援事業の「任意事業」となっていますが、今後は「必須事業」へ位置づけされます。
- 現在、利用が17歳までとなっている児童デイについて、19歳まで利用できるように特例を設ける。又、「放課後等デイサービス」を創設する(利用対象は19歳までの児童)
以上抜粋させていただきました。
【今後の予定】
●茨城県ゆうあいスポーツ大会(レクリエーション競技)
- 【日時】
- 5月22日(日)
- 【場所】
- 笠松運動公園
- 【集合時間】
- 午前7時20分(帰着予定午後4時)
- 【集合場所】
- 神栖市役所西側駐車場
神栖市のバスで送迎していただきます。遅れないように!
●第2回定例会の案内
- 【日時】
- 5月19日(木)
- 【場所】
- あすなろ集会所
●2011年度NPO法人あすなろ会総会の案内
- 【日時】
- 6月5日(日)10時〜
- 【場所】
- 保健福祉会館2階研修室 (一時預りは会議室2です)
※尚、当日お子さんの一時預りを実施しますので、希望者は申出て下さい。(5/19まで)
※又、総会に出席出来ない方は委任状を提出して下さい。(5/20迄)