あすなろニュース 平成23年3月号
平成22年度障害者福祉団体リーダー研修会に参加して
- 【日時】
- 2月4日(金)10時半〜12時
- 【場所】
- 茨城県総合福祉会館
- 【主催】
- 茨城県、他
- 【講演】
- 障害者の自立に向けて━相談体制の強化について━
- 【講師】
- 島野 光正氏(福島県社会福祉会 会長)
【概要】
講師は障害者の地域生活移行についての流れや障害者自立支援法等の改正について話され た後、生活機能と相談援助について事例を交え講演さ れました。ポイントと思われる所を紹介します。
生活機能とは、「生きることの全体像を示す‘共通用語’」で、WHO (世界保健機構)が2001年に示した物。
- 疾病・病変⇒機能障害⇒能力障害⇒社会的不利
- 従来の障害構造の考え方では、社会生活上の問題(社会的不利)は疾病 や怪我によって機能障害が起きたために発生すると考える。⇒その解決は機能障害の改善と いう方向でしか考えられない。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ ■ ■ ICF「生活機能・障害・健康の国際分類」 ■ ■ ■ ■ 健康状態 ■ ■ _________↑_________ ■ ■ ↓ | ↓ ■ ■ 心身機能 活 動 参 加 ■ ■ 身体機能 ↑ ↑ ■ ■ ↑ | | ■ ■  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ■ ■ | ■ ■ ↓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄↓ ■ ■ 環境因子 個人因子 ■ ■ ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ICFでは、環境因子と個人因子の2つが増えて、平面 上に相互に双方向の矢印で結ばれている。これによって環境の重要性が示され、か つそれが生活機能と障害の全ての次元に関連することが示される。更に参加が妨げ られることに伴って、活動が弱まり、更には心身機能まで低下するというような「逆方向へ のつながり」も描かれる。
事例
相談の経緯 |
・老人保健施設相談員より |
・現在入所中Aさんについて→高齢者世帯、介護者は妻→一ヶ月だけ自宅に帰るの で何とかしたほしい |
・妻と面接、自宅訪問 |
↓
妻の話 |
・「一ヶ月だけ何とかしてほしい」 |
・「家に帰っても風呂入れが出来ない」 |
↓
自宅訪問 |
・風呂が屋外、かつ段差あり⇒屋内に手すり取り付け |
↓
Aさん |
・結果的に一ヶ月たっても施設に帰らず、自宅での生活が継続された。 |
(夫婦の思いは一緒に自宅で生活を続けること) |
・自宅での環境が整うことで、家で「生活したい」が具体的になる。 |
第9回定例会開催
- 【日時】
- 2月17日(木)10:00〜12:20
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 8名
【今月の話題】
- NPO運営・協働セミナー「地域の他団体との連携・協働」の概要説明
- 養護学校卒業後の活動の場について
- 現状:今年3月養護学校卒業生が一部在宅になる可能性が大。(2〜 3日/週)
- 何をするか:在宅をなくす方策(活動の場をつくる)
- 場所は:当面は、あすなろ集会所(又は保健福祉会館)
- 形態は:当面は数名のため、自立支援法としての事業はできない。日中一 時支援?
※来月の定例会まで各自考え、再度話し合う予定。
農耕作業について
- 2/15 野口農場より豚の有機肥料(2t)を搬入して頂きました。ありがとうございまし た!!
- 2/17肥料を分散。2/24 連作病防止のため苦土石灰 (2袋)を散布。 2/25 JAに天地返 しを依頼。
- 3/6(日)じゃがいもの種植えまでに予め畝を作っておく予定です。
ご存知ですか生活サポート総合補償制度
AIUの普通傷害保険で、知的障害児者・自閉症児者のための病気やケガの総合補償制度で す。
全国組織で、いばらき障害者生活サポート協会が窓口で会員数は2,680余人(当会は13人が 加入)です。
- 補償内容
- A入院給付金(付添介護、差額ベッド費用、入院諸費用、入院一時金)
- B個人賠償責任保険金(限度額1憶円)
- C死亡・後遺障害・入院・通院・手術の各種保険金
- D葬祭費用保険金です。
※加入希望者は申出て下さい。(鶴谷まで)
第2回カラオケ大会開催
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- 【日時】
- 2月27日(日)10時半〜14時
- 【場所】
- むつみ荘
- 【参加者】
- 28名
恒例となったカラオケ大会。今回も出来るだけ多く歌ってもらうため、最初から2コーラ スに設定、親子でのディユエット等全部で54曲。
満足できましたか。
飛び入り参加・・・・・・・・・・・会場も盛り上がり
素晴らしいパフォーマンスでした!
NPO運営・協働セミナーに参加
- 【日時】
- 2月2日・9日(13時半〜16時半)
- 【場所】
- つくば市民大学
- 【主催】
- 茨城NPOセンター・コモンズ
【概要】
- 自主財源とボランティアをどう増やすか
- 本来の自主財源は、自由に使える資金 それは会費。正会員の場合、総会を 通じて意思疎通をすること。
- 寄付は本来「何に使う」という使途を明確にして集める。
- ファンドレイジング(資金調達)で大切な事は、関係作り、頼む こと、相手の期待に答えること。
- 寄付の促進のためには、寄付に託された寄付者の志や想いがき ちんと受け止められ、寄付者が寄付による満足感や達成感が得られることが大切。
- 「新しい公共」というキーワードで地域課題の解決
- NPOと行政の関係の相互理解と深化の機会として、日本NPOセンターで本フ ォーラムを2002年度から開催している。
- 政府では「新しい公共」というキーワードで地域課題の解決するための方策 を次々と打ち出している。
- 公共の概念が大きく変わろうとしている中、NPOと行政はいかにかかわってい くのか。
- 企業・行政などとの連携に関して:地域にある資源をどういかすか
- 地域資源の活用を考える ・遊休施設を使う場合 ・何がネックになりそう か、どう克服するか
- 公共施設の場合、公平性の壁をどう乗り越えるか
- 地域円卓会議in茨城に提案しよう
- 円卓会議とは、多様な立場の人が、茨城の地域課題解決を目指してアイデ ィアを持ち寄り、ともに味わおうという、鍋や食卓の様な会議で全国で初めて2月18日に開催 されました。
- 今回のテーマは
- 茨城の農業の支援と新たな仕事づくり
- 「新しい公共」を広げるための地域資源循環の仕組みづくり< /li>
- 交通弱者の外出・買物支援、の3つとなります。
「地域課題の解決」を皆で一緒に味わいませんか。(以上円卓会議の案内より)
【今後の予定】
●じゃがいもの種植え
- 【日時】
- 3月6日(日)10時〜
- 【場所】
- 農耕地
●第10回定例会の案内
- 【 日時】
- 3月17日(木)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
●リサイクルプラザ保護者懇談会開催の案内
- 【日時】
- 3月26日(土)11時〜15時
- 【場所】
- むつみ荘
●ふれ愛ミニスポーツ大会の案内
- 【日時】
- 3月27日(日)10時〜15時
- 【場所】
- 神栖市体育館
- 【参加費】
- 300円
- 【申込締切】
- 3月10日(鶴谷迄)
●茨城県ゆうあいスポーツ大会の案内
- 【日時】
- 5月22日(日)(予備日:5月29日)
- 【場所】
- 笠松運動公園
- 【申込締切】
- 3月10日(鶴谷迄)