あすなろニュース 平成22年3月号
平成21年度障害者福祉団体リーダー研修会に参加して
- 【日時】
- 2月5日(金)10時半〜
- 【場所】
- 茨城県総合福祉会館コミュニティセンター
- 【主催】
- 茨城県障害者社会参加推進センター
- 【講演】
- 「障害者の自立に向けて━市町村障害者自立支援協議会のあり方━」
- 【講師】
- 竹之内章代氏(茨城県社会福祉士会会長、茨城県自立支援協議会会長)
毎年の事ですが、会場はほぼ満席、手話通訳・速記での同時通訳と障害者に配慮された体制で開催されました。概要は次の通りです。
・地域自立支援協議会の目的は、
障害者等、とりわけ重度の障害者等が地域において自立した日常生活又は社会生活を営むためには、障害者福祉サービスの提供体制の確保と共に、これらのサービスの適切な利用を支える相談支援体制の構築が不可欠である。このためには・・地域自立支援協議会の設置等のネットワークの構築を図る事が必要。
・茨城県での地域自立支援協議会の設置状況は
平成21年10月1日現在、44市町村中23か所(今年度中2〜3増加)と少なく、設置されていても活用されていない所が多いとのこと。
・我が神栖市では
平成19年3月に障害者計画・障害福祉計画が策定され、平成21年には自立支援協議会が設置されましたが、未だ機能していないようです。 障害のある人が生きがいを持って安心して暮らせる社会の実現に寄与することを目的としている当法人として、行政と協働する立場で話し合っていく必要があると痛感しました。
手をつなぐ育成会 就労支援研修会に参加して
- 【日時】
- 2月18日(金)10時〜12時半
- 【場所】
- 茨城県総合福祉会館中研修室
- 【講演】
- 「街で暮らす」
- 【講師】
- 栃木県社会福祉法人パステル 総合施設長 石橋須美江氏
先生はS31年中学校の特殊学級の進路指導を担当後、障害者の立場に立った指導をしたいことから養護学校に移られ、卒業後の待機者ゼロ作戦に取り組む中、親たちの熱き願いから授産施設を立上げ、更には親亡き後の要望に対し入所施設も立ち上げる。設立段階で地元からの理解が得られず別の土地を探さざるを得なかった時、石橋さんの夢にかけたいと手を差し伸べてくれた人が現れたこと、今まで何をやってきたのか、地元との付き合いの大切さを痛感されたとのことでした。
入所施設を作ったが施設の中に囲い込む考えは全くなく地域で生活する場と考え、定員30人中半分の人たちはグループホームやケアホームに移っているとのこと。
パステルの目標は、働いてお金を取るだけではなく、周りを固め、楽しく働き、元気に遊び、豊かに地域で住めるようにすること。そのためには、地域自立生活支援ネットワークの構築が大切で、健康サービス、住まいのサービス、家政サービス、経済サービス、自己実現サービス等を提供している。
又、パステルグループとして、働く場(3個所の事業所で、職業訓練や、宅配弁当、パン・菓子の製造、レストラン等々)、住む場(入所施設、6か所のGH・CH)、地域生活の応援(相談支援事業、青年学級広場、短期入所事業、日中一時支援事業等々)を運営している。全体での職員数は約80人とのことです。
★規模の違いはありますが、障害のある子供たちが地域で安心して生活するには、どのようなサービスが必要か、自らサービスを作り・育てる、行政との協働も視野に入れ会員の中で話し合い、神栖市自立支援協議会にも提案したいと考えております。
第10回定例会開催
【日時】2月26日(金)10時〜12時 【場所】あすなろ集会所 【参加者】9名
【今月の話題】
- 研修会の報告 3月号に掲載の3件
- 農耕活動について (詳細は別記)
- 波崎地区でのレスパイトサービスについての情報交換
NPO協働・運営セミナーに参加して
- 【日時】
- 2月2日、16日、23日13時半〜16時半
- 【場所】
- 鹿嶋まちづくり市民センター
- 【主催】
- 茨城NPOセンター・コモンズ
- 【概要】
- 4回講座の中の専門講座を3回受講してきました。
- 『協働とは』NPOと行政が対等な関係で、互いに強みを持ち寄って、共通の目的を達成するために協力して活動すること。更にその活動を通じて、相乗効果や住民自治力の向上が期待できること。
- ・茨城県内各市町村の協働の実績(H20年、形態別)は、 業務委託186件、補助(資金面)115件、事業協力86件、共催54件、他、(合計510件)。
- 自治体の取り組みとして@協定の指針・条例・ガイドラインづくり(例:神栖市『市民協働のまちづくり推進指針』)A指定管理者制度Bパートナーシップ協定書等があり、情報公開されているものも含め情報収集のアンテナを張っておく必要があること。
- 協働における課題の解決策として@団体としての存在感を増す努力をすること、A情報の積極的な公開、B活動体制の整備・拡充(一人のリーダーが抱え込まない)、C団体としての自立性を高める等々。この中の『協働につながる組織の自立性』のキーワードは@内部統制(ガバナンス)、A説明責任、情報の積極的開示、B法令順守(コンプライアンス):事業報告、会計報告をしっかり行うことであること。又、組織の自立性は財政的自立⇒活動の自立であり、次の点を挙げられました。@事業収入など独自財源を高める、A助成金、委託金等の少数の大口の収入減に頼らない(小額でも多くの寄付者に支えられた方が、組織として安定)、C多様な収入源、しっかりとした資金調達計画。自主財源の確保で一番理想的なのは、個人の支援者が増えることで、ミッション(なぜこの組織が存在するのか)、ゴール(何をするのか)、目的(どうやってゴールを達成するのか)等々を盛り込んだ団体のパンフレットの作成が必要とのことでした。
農耕活動について
- 2/10 野口農場より豚糞入り有機肥料(EM菌入り)を2t車満載で搬入して頂く。
- 2/12 JAにジャガイモの種芋を発注。(北アカリ、男爵各10Kg)⇒2/18入荷。
- 2/13 搬入された肥料を耕作地に均一化する。
- 2/14 市役所の課長が好意で耕作してくれました。
- 2/19.20 ジャガイモ植付けの段取り。
- 2/22 ジャガイモ植付けを実施。クローバーの会員9名と支援者2名が参加し小雨の降る中、約1時間で終了しました。
畝づくり:紐を張り、鍬で浅く7列掘る。
種芋の裁断:1コの種芋を2〜3当分にし、灰付けする。
植付け作業: 30p間隔で印を付けた紐に沿って、1列60コ、7列で約420コを植付けしました。
第2回カラオケ大会開催
- 【日時】
- 2月27日(土)10時半〜14時
- 【場所】
- むつみ荘
- 【参加者】
- 35名
今回の参加者が35名と多いことから、足の問題については、神栖地区はむつみ荘の車で神栖市役所を拠点に送迎、波崎地区はリサイクルプラザの送迎車による送迎を実施しました。
当日の朝、風雨が強くなり市役所までの足を心配しましたが、無事全員参加することができました。又、少しでも多く歌ってもらおうと2コーラスに設定したこともあり、後半はデュエットもあり全体で約60曲となり、全員楽しめたようです。
- 最初は『祭り』で景気付け
- お母さん心配?
- 昔馴染みでデュエット
- 演歌を競演
【今後の予定】
●ホームページ担当者会議
- 【日時】
- 3月13日(土)9時半〜
- 【場所】
- ボランテイアセンター
●第11回定例会の案内
- 【日時】
- 3月17日(土)10時〜
- 【場所】
- あすなろ集会所
●ミニスポーツ大会
- 【日時】
- 3月28日(日)10時〜
- 【場所】
- 市民体育館
●ゆうあいスポーツ大会の案内
- 【日時】
- 5月23日(日)(予備日5月30日)
- 【場所】
- 笠松運動公園
- 【実施内容】
- (1)競技会 (2)レクリエーション競技
- 【申込締切】
- 3月10日(水) 出場種目を含め鶴谷まで
- ※神栖市のバスが出る予定ですので、集合時間等は後日連絡します。
- ※尚、競技会に参加する人は、練習会を開催するよていです。