あすなろニュース 平成22年1月号
認定NPO法人セミナーに参加して
- 【日時】
- 12月16日(水)14時〜17時
- 【場所】
- つくば市民大学
- 【主催】
- 茨城NPOセンター・コモンズ
講師 脇坂誠也氏(税理士、NPO会計税務専門家ネットワーク理事長代理)
私たちは平成18年にNPO法人を設立しましたが、更に社会的な信頼性を高めるには認定NPO法人があ ることを知り、今後の目標とするため参加しました。セミナーの概要と課題をまとめてみました。
- 認定NPO法人制度とは
- どのようなNPO法人が認定NPO法人になれるか
- 認定NPO法人になるとどのような優遇措置があるか ⇒(寄付をし易くする)
- 認定NPO法人を取得するためにどのような要件を満たす必要があるか(主なもの)
- 経常収入金額に占める寄付金等収入金額の割合が一定の基準以上であること
- PST(パブリックサポートテスト)で公益性が高いかどうかを審査する基準がありますが省略します。
- 活動の対象が会員などをメインとした共益的な活動ではないこと、その他上記2の項等。
NPO法人制度は法律に定める要件を満たしていれば設立を認める認証主義に対し、 認定NPO法人制度は「NPO法人のうち一定の要件を満たしていると国税庁長官が認めた法人に様々な税制上の優遇措置を与える」もの。
認定NPO法人には高い公益性が求められる。その判断基準は、1.広く一般市民から支持を受けているかど うか、 2.活動や組織運営が適正に行われているかどうか、3.より多くの情報を公開しているかどうかとい った観点。公益性が高いということを広く薄い市民が支えていると考え、そのような法人に税制上優遇を与えようとの考え。
まとめとして、現在私たちは寄付金募集活動を行っていませんが、より公益性の高い活動を実施して行きたと考えております。
レスパイトサービスの近況
- 今月より利用者が1名増え7名となりました。
- この内スクールバス降車場からの迎えサービス利用者が5名となったため介助者も2名体制としました。
- 集会所の環境整備を実施
- 室内ガラス戸に飛散防止フィルムを全数貼り付ける。
- 通学用カバン等の収納箱を設置。
- クリスマス会開催
- 【日時】12月22日(火)【あすなろ集会所】
- 【参加者】利用者・家族・支援者計21名
当日利用者・家族・支援者がほぼ全員揃って参加。 飾りつけは支援者が事前に準備、配膳準備にてんてこ まいの支援者、今は遅しと待つ子供たち、 ジングルベルを全員で歌い、いよいよ400円の衣装を 付けたサンタさんの登場。子供たちを含め全員歓喜の うず。サンタさんからプレゼントをもらい大喜び。だけど誰か1人こわくて逃げた人もいましたね! 利用者のお母さんたちも全員参加され子育て等の話で盛り上がっていました。 支援者も一同に会することは初めてで、全員楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
第1回理事会開催
- 【日時】
- 12月2日(水)19時〜21時半
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 6名
- 【概要】
- 1)報告事項:@農耕活動、Aホームページ開設、Bレスパイトサービスの現状、B予算使用状況、他。 2)審議事項:@各事業の課題及び方策について、Aリサイクルプラザの冬期賞与について
第8回定例会開催
- 【日時】
- 12月10日(木)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 9名
- 【今月の話題】
-
- 農耕作業の反省と来年度の計画について
- 来年度はさつま芋以外の作物も栽培する。
- @ジャガイモ(3/上旬植付け〜6/末収穫)、Aさつま芋(5/中旬植付け〜9/収穫)、その他アピオス(新種の ジャガイモ)も栽培する予定です。
- さつま芋以外の作物の栽培について、斎藤さんより指導を受けました。
- 定例会に農耕地の整備を実施しました。(天地返し後の根っ子取り)
魅力ある小規模事業所づくり研修会(関東甲信越ブロック大会)に参加して
- 【日時】
- 12月12日(土)10:30〜15:40
- 【場所】
- 千葉県経営者会館
- 【参加者】
- 当会より3名
- 【講演1】
- 自主製品開発のポイント 福田順子教授( 城西 国際大学福祉総合学部)
- 製品とは何か
- 消費者が抱えている問題は何か
- 現代の消費者が考えるモノの魅力とは・・・
- 新製品開発は必要か
- 製品にはライフサイクルがあること
- 製品開発だけでは生き残れない
- 価格戦略
- 流通チャンネル(販路)戦略
- 販売促進戦略
- 小規模事業所だからできる魅力ある製品開発 〜オンリーワンづくり〜
- モノに込められた理念や哲学が評価される
- できること、できないことを分けて考え、できないことは何かでカバーする等々。
これからの自主製品は質が問われ、ホンモノが重視される、自然が大切にされる時代になったこと。別の見方では、手作り、こだわり、○○のための製品、が評価される時代であること。
★大学の先生の話などから、作業所の製品の目指すべき方向について聞くことが出来、これから色々考えて 行く上でとても参考になりました。 作業所を始めるには、とてもお金がかかると思っていたのですが、オリーブの樹の所長の話で、六畳一間から始めたという話を聞き、やる気、アイディア、情熱があれば、お金がなくても出来ると感じました。 クローバーの作業の中にも講演で聞いたことを生かしていこうと思いました。(常世田)
リサイクルプラザの近況
★汚れたペットボトルの取り出しは子供たちの意識が高まり、休み明けは200本/時近い時も有り全体では 8600本強/月と推定されます。洗浄が大変で翌日まで残ることもありますが継続して行きたい。 尚、ビンの洗浄・回収は子供たちが実施しています。
★2009年の各人の作業目標の反省を安全会議等の時間でさせていただきました。 2010年の目標も各人に立ててもらい、安全に且つ良い仕事ができるよう支援していく所存です。
【今後の予定】
●人権啓発活動事業・シンポジウムの案内
- 【日時】1月16日(土)10時〜16時 【場所】「ふれあいの里石岡」ひまわりの館
- 【主催】茨城県自閉症協会
- 【後援】JDDネット茨城 全国障害者問題研究会茨城支部
- 【内容】
- 第1部 講演「自閉症者の就労と支援」、(昼休み)ビデオ上映「働く喜びを求めて」
- 第2部 パネルディスカッション「自閉症者の就労〜実態と支援の課題〜」
●第9回定例会の案内
- 【日時】1月21日(木)10時〜12時【場所】あすなろ集会所
●新春ボーリング大会の案内
- 【日時】1月24日(日)10時半スタート【場所】トーホーボール
- 【参加費】大人1300円(手帳保持者は1000円)、子供700円
- 【申込締切】1月15日(金)鶴谷まで
●福祉団体リーダー研修会の案内
- 【日時】2月5日(金)10時半〜14時半【場所】茨城県総合福祉会館
- 【主催】茨城県、他
- 【研修内容】講演会及びパネルディチカッション
- テーマ「障害者の自立に向けて」〜市町村障害者自立支援協議会の在り方〜
- 【申込締切】1月22日(金)鶴谷まで ※希望者は相乗りで行きましょう
●手をつなぐ育成会就労支援研修会の案内
- 【日時】2月18日10時〜12時半【場所】茨城県総合福祉会館
- 【講演】街で暮らす【申込締切】1月28日 鶴谷まで