あすなろニュース 平成21年11月号
第47回手をつなぐ育成会茨城大会に参加して
- 【日時】
- 10月15日(木)10時〜12時10分
- 【場所】
- 茨城県県民文化センター
- 【主催】
- 茨城県手をつなぐ育成会
- 【共催】
- 茨城県心身障害者福祉協会、他
- 【後援】
- 茨城県、教育委員会、社会福祉協議会、水戸市、他多数。
- 手をつなぐ母の歌を全員で斉唱後、大会式典に入りました。式典は各種表彰、来賓の祝辞後、大会宣言を朗読して終了しました。その後シンポジウムが行われましたので、その概要を報告します。
- 茨城県グループホーム・ケアホーム連絡協議会 稲川副会長
- NPO法人北茨城市手をつなぐ育成会 鈴木副理事長
- NPO法人おおぞら 名兒耶理事長
- NPO法人東海村障害者地域生活自立支援ネットワーク 大串理事長
- 設置に当たっては、物件探しや世話人の確保に苦労されたこと、又、施設経験5年以上のサービス管理責任者が必要な事が分かりました。
- 体験者は総じて 「 楽しかった、もう一度体験してみたい!」との感想。
- 一人一人が個性を出し合いながら、共同生活の中で学びあっている姿を見て、グループホームの存在意義を実感し、励まされているとのこと。
- 茨城県は施設入所希望者が多数長期の待機状態であることから、グループホーム・ケアホームの運営が事業として成立するようになって欲しいと痛感しました。
- 【日時】
- 10月16日(金)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所
- 【参加者】
- 9名
- 【今月の話題】
- ホームページについて
- 9月18日にアップロードされたので閲覧・投稿をお願いしたいこと。
- 今後は、デザインの変更、ブログや新着情報の更新等内容を充実させたいこと。
- 操作のマニュアル化やスタッフへの参画を呼び掛けたいこと。
- 農耕作業について
- 今年度の反省 及び来年度の計画について話し合いましたが、次回再度話合い煮詰める予定ですので、 各自考えを纏めておいてください。
- 今年再度農耕地の天地返しアシの除去を実施したいこと。⇒10月28日JAに依頼し天地返しを実施しました。
- 日帰り旅行について
- ズーラシア動物園行きの概要を話し合う。⇒参加人数は105名となったため、大型バス2台と中型バス1台で行くことになりました。
- あすなろ集会所の整備を実施する。
- 砂場の設置(7月)
- ガラス戸に飛散防止用フィルムの貼り付け
- 遊具購入(縄跳び、ボール、バトミントン等)
- 集会所入口フェンスの改修(観音扉方式)
- 利用者の誕生会開催
- 日時
- 11月6日(金)
- 日時
- 11月7日(土)9時30分集合 10:00〜12:00
- 場所
- 神栖市陸上競技場(消防署裏)尚、雨天の場合は保健センター2階会議室
- 主催
- ハッチ
- 内容
- ディスクゴルフ、ファミリーバトミントン、スカイクロス、輪投げ
- 参加費
- 300円
- 締切
- 11月6日
- 申込先
- ボランティアセンター又は早田さん
- 日時
- 11月18日(木)10時〜12時
- 場所
- あすなろ集会所
- 日時
- 11月22日(日)8時神栖市役所前出発 (帰着17時30分頃)
- 行き先
- 横浜ズーラシア動物園
- 参加者
- 105名 (大型バス2台、中型バス1台) お楽しみに!!
シンポジウム
テーマ:「自立に向けて」〜グループホーム体験事業から学ぶ〜
シンポジスト
【概要】
茨城県手をつなぐ育成会は、県からの委託事業として3年間県内3ヵ所で「グループホーム体験事業」に取り組んできましたが、その検証をして今後の活動に活かすためにシンポジウムが開催された。 県内には85ヶ所のグループホーム・ケアホームがありますが、その殆どは施設が周辺に設置したものですが、今回発表された3ヶ所は親の会が母体のNPO法人が設置したものです。 総じて、グループホーム・ケアホームの運営は厳しく、ほかの収益事業から補填しており、国や県に対して事業として成立するよう家賃の補助等強く要望している様子。
第6回定例会開催
2009年度事業計画について
茨城大会の概要を説明する。
ホームページの充実について
ホームページはアップロードされましたが、メールやブログの取り扱い方法、デザインの変更方法等 スタッフ4人では解決できないところがあり、講師に再度来て頂き指導を受けました(10/10)。
レスパイトサービスの近況
今年の5月から、スクールバス降車場からの迎えサービスを始めましたが、お勤めしているお母さんにと ってはレスパイトサービスが助かっていると思われます。
5月以降、2名増え現在の利用者数は6名です。利用者増に対応して、新規の支援者を採用し、利用状況に応じ 3〜4名で対応しております。
※何れも自前で施工しましたが、フェンスの改修費はレスパイト サービスのためにと寄付して頂いた浄財(匿名希望)を使わさせ て頂きました。ありがとうございました。
10月7日、ささやかですが利用者の誕生会を開催しました。 お母さんたちの手づくりケーキの差し入れ、 支援者の手づくりの飾り付け等で楽しいひと時を過ごしました。
リサイクルプラザの近況
8月号で記載しましたが、神栖市リサイクルプラザでの手選別作業は5年契約の5年目となりました。 知的障害者11名の雇用の場を継続して確保するには、安全面への配慮や業務に対する信頼性を高めることは 当然のこととして、‘私たちだけに出来ることは何にか’を考え、8月より汚れたペットボトルの洗浄・回収を 開始しました。幸い、8月から東京電力さんからの地域貢献活動の一環として派遣社員を受け入れたことにより、 人的に余力が出来たこともあり今後も継続して行く所存です。 今月の回数本数はプラスチックラインの稼働率から推定すると約8,500本です。(回収率は70本/時)
手をつなぐ11月号より
新政権と障害者施策 ━障がい者制度改革推進法と障がい者総合福祉法━
・・本年4月、民主党は「障がい者制度改革について」で、a.障がい者の範囲・定義について、b.利用者 負担の在り方、c.サービス利用の支給決定の在り方、d.サービス体系の在り方等々8項目の障害者福祉サービス 全体にわたる改革の方向性を示しています。
障がい者制度改革推進法と障がい者総合福祉法の具体的内容や仕組みに不明な点も見受けられます。 特に、障がい者総合福祉法(仮称)は、新たな法案を策定、制定するまでには数年かかると思われます。 その間は、現行の障害者自立支援法を継続していくことになります。
そこで、当面の課題や問題を放置するわけにはいきませんので、障害者自立支援法の改正を並行して行っていく必要があります。
・・本会(全日本手をつなぐ育成会)では、先ずは政府与党に対して、当面の問題として現場の混乱や 停滞を招くことのないような措置を求めるとともに、廃案となった障害者自立支援法改正案、障害者虐待防止法案、 ハート購入法案と同様の法案が、今後の国会で速やかに提出され成立するよう要望する考えです。同時に、今後の 制度改革の検討の場に積極的に参画するなど、政府与党との情報交換を重ねていくことが重要と考えています。 (抜粋させて頂きました)