あすなろニュース 平成19年7月号

就労支援関係

神栖市第1リサイクルブラザの近況

1.ヒヤリ・ハット事例による安全活動の推進

平成17年8月よりビン・缶類及びプラスチックラインの手選別作業を知的障害者10名と支援者2名で実施するようになり丸2年経過しました。

この間、保護具の着用の徹底、OJTや朝晩のミーテイングによる安全活動を推進してきました。

今年6月元請(極東開発工業)さんからの要請でヒヤリ・ハット事例を提出することになりました。

その中から安全に作業することを優先してもらうため、

  1. 破砕されたビンは回収しないでそのまま流すこと
  2. ビンの口に装着されているプラスチック類は取り外さなくて良い

との配慮をして頂きました。

2. 作業環境の改善

手選別作業室は当初健常者8名で計画されていたことから冷却ダクトは各ライン8本となっていました。

私たちは常時12名で作業していることから、ダクトの増設を要望し設置して頂きました。

3. 支援体制の強化

臨時の指導者は3名おりますが、7月複数名が病気等で休んだ時のカバーが困難な時がありました。

定例会で支援者を募集していることを伝えると、会員さんから快く申し出ていただきました。

実習後9月以降お願いする予定です。

生活支援関係

レスパイトサービス(学童保育)の近況

1.支援体制の強化
支援者(1名)が辞めることから募集したところ、会員含め2名の方が協力頂けることになりました。
2.夏休み期間中もレスパイトサービスを実施
支援体制が強化されたことから、利用者からの要望もあり実施しています。(火・水・木曜日の16時〜18時) 利用者から簡易プールを持ってきて頂き子供たちは喜んで水遊びをしています。
3.利用者の募集
現在利用申請者は4名で通常3〜4名利用しています。定員に余裕がありますので、知り合いの方に声をかけてください。

サービスの概要

1) 対象者
知的発達障害者(小学1年生以上)
2) 実施日
月〜金曜日の放課後(16時〜18時)
3) 実施場所
あすなろ集会所(神栖市溝口5435番地)
4) 送迎
いたしません
※申込先
鶴谷まで(090-3245-6241)

生きがいづくり関係

グランドゴルフ 七夕杯開催

日時
7月7日(土)9:30〜12:00
場所
陸上競技場
主催
ハッチ
共催
ボランティア連絡協議会、NPO法人あすなろ会
参加者
総勢43名

保立市長さんも参加していただき、親子ともども夢中になってプレーし楽しい一日でした。

今後、ボーリング・カラオケ大会・日帰り旅行も予定しています。 おたのしみに!!

その他の事業

第4回定例会開催

日時
7月19日(木)10:00〜12:00
場所
あすなろ集会所

今月の話題

  1. 県及び育成会の動き
    1. 平成19年度行政説明会の概要説明(日時:6月29日、場所:県総合福祉会館)
    2. 平成20年度県社会福祉予算に対する意見の要請
  2. 支援者の確保について
    • リサイクルプラザ及びレスパイトサービスに対する支援者を募集している事。⇒月末までに確保される。
  3. NPO法人あすなろ会の事業について
    • 今後の余暇活動のうち、カラオケ大会及び日帰り旅行に対して要望がある。

NPOのための広報スキルアップセミナーに参加

日時
7月29日(日)10:00〜17:30
場所
茨城県開発公社ビル
主催
NPO広報力向上委員会
協力
茨城NPOセンター・コモンズ
講師
角田 誠氏(株式会社電通 シニア・クリエーティブ・ディレクター)

概要

角田氏はコピーライターとしてJR東海エクスプレスシリーズ、メルセデス・ベンツ、日本マークイメージ広告などを担当し各種の広告賞を連続して受賞している方で、実例を交えての説明で説得力があった。

「一生懸命話したのに、分かってもらえなかった」とか「そんなつもりじゃなかったのに誤解されてしまった」というような体験、⇒たいていの場合、それは言葉やデザインのテクニックの問題ではなくて、むしろ伝えたい内容や相手と、情報量や整理の仕方、話法、メディア等が合ってないことが多い事。

「伝えるコツ」パート1 考え方のヒント

  1. 「私は何者か」を考える 人に何かを伝えるためには、まず自分が何者かを相手に理解してもらう
  2. 「私は何をしたいのか」を確認 ・団体に関わる人が多くなって、ミッションの理解がメンバーによって違ってくることがある。「伝える」ということを考える前に、その目的が何なんかを確認すること。 聞く側の立場を想像する
  3. 「課題」を整理する その課題の分析や整理をしないで、アクションを取っても課題は全く解決されない。
  4. コミュニケーションの課題を決める
  5. 「誰に、何を伝えるのか」を整理
  6. 「伝えるメディア」を考える (メディアとは会報・パンフレット・メール・FAX・あなた自身等)

※パート3まで15項目ありましたが省略します。

地域自立支援協議会〜東松山市の場合 (手をつなぐ8月号より抜粋)

埼玉県東松山市 健康福祉部 福祉課 山口氏

2005年冬『なんだこれ?』
自立支援協議会の意味が分からなかった。なぜこれを作らなければならないのか分からなかった。
2006年春『課題が見えてきた』
障害福祉計画と障害者福祉計画の策定に取りかかる。第1段階で「ニーズや課題の把握」のため、当事者へのアンケートと聞き取り、事業者・商工会・自治体・地域の団体や機関を対象に聞き取りを行った結果、たくさんの課題があることが分かりました。
2006年夏『自立支援協議会の大切さに気づいた』
見えてきた課題は、相談支援、保育や教育、就労、住まい等々、これらの多くは、福祉サービスだけで解決できるものではなく、又、行政だけの取り組みでは成果を上げることは出来ない。市民と行政が協働して築くものであると考えた時、自立支援協議会がとても重要な意味を持つことに気づいた。
2006年秋『設立準備、始まる』・2007年春『発足』
4月以降、実務担当者14名による幹事会を毎月開催し、当面の重点プロジェクトなどについて検討を進める。
2007年夏『重点プロジェクト』
当面の重点プロジェクトとして3項目を挙げ取り組む予定。

それぞれのテーマ毎に具体的な検討を進め、その結果を協議会の全体会に報告することにしている事。

※詳細は省略します。 神栖市では2007年秋、自立支援協議会を発足し検討されると聞きております。

私たちも改めて課題を整理し、障害福祉計画に反映させたいと考えております。

今後の予定

知的障害者地域生活支援ネットワーク会議

日時
8月9日(木)15時〜

ふれ愛フエスティバル'07

日時
8月19日(日)9:30〜14:00
場所
神栖市文化センター周辺

ボーリング大会開催について

日時
9月9日(日)10:30〜
場所
トーホーボール
主催
NPO法人あすなろ会
協力
ハッチ
申込締切
9月3日(月)鶴谷まで
参加費
大人1,500円、子供1,200円(弁当、飲み物込み)

※奮って参加してください!!

※尚、手帳保持者は300円引き、会員は200円引きとなります。

第5回定例会開催について

日時
9月29日(土曜日)
場所
あすなろ集会所
テーマ
障害福祉計画に対する課題について ※お子さんの一時預かりも実施します。是非ご参加を!!

画面のトップへ戻る