あすなろニュース 令和2年3月号
第2回ボウリング大会開催
- 【日時】
- 2月23日(日)10時半スタート
- 【場所】
- 鹿島ボウル
- 【参加者】
- 31名(内10名付添い)
今回も鹿島特別支援学校PTA神栖支部との共催で開催しました。
神栖支部からは会員含めプレイヤー12名、付添い9名と大勢参加され、親子ともども楽しまれていました。
その他本人たちは6名、親御さん3名がプレーをされました。
波崎地区の方は遠方でもあり参加されませんでした。
恒例で咲子さんによる始球式でスタート。
途中、照明を消して点滅ライトと音響で盛り上げていただき、会場全体が興奮状態になりました。
参加された方の大半は年2回のゲームだけなので、スペアもなかなか取れずイライラすることもありますが全員楽しまれたようです。
みんなが注目(ストライク?) | ハイライトシーン |
(100点100点)水平賞?誰かな |
レスパイトサービスの近況
2月度の利用状況は下記の通りです。
- 実施日数:17日
- 平均利用者数:2.5人/日
第2回かみす福祉まつりに参加
- 【日時】
- 2月16日(土)10時〜正午まで
- 【場所】
- 神栖市保健福祉会館旧館
- 【主催】
- 神栖市・神栖市地域自立支援協議会
- 【後援】
- 神栖市社会福祉協議会
- 【概要】
- 石田市長のご挨拶を頂いた後、実行委員長の開会宣言で始まりました。
- 1階での発表:鹿島灘太鼓(お囃子・創作太鼓)、ピーマンサンバ(グッドライフブルー)、 ダンス(ハミングハウス)、ダンス(デイサービスみなと・潮風の郷)、ハッチ(よっちょれ会)
- 2階での発表:車いすダンス(ウィルチェアダンス研究会クアルト)、バルーンアート(wa’mクール)、ダンス・ゲーム・歌(ハートスペースあゆみ),エイサー(鹿嶋琉球太鼓)
- その他、1階では市内事業所(9カ所)の手作り物品の販売や弁当の販売、2階では、カフェコーナーともつ煮の販売がありました。各部署の様子の一部です。
石田市長の挨拶“共生社会”を | 物品販売・盛況でしたね!! |
ハミングハウスの皆さん大勢の参加、良かったです | ハッチの皆さん勢いがありましたね! |
車いすダンス・素敵でした!! | 鹿嶋琉球・太鼓素晴らしかったです!! |
ボッチヤ体験・大勢の方が参加 | 夢キッズ神栖・見学者と一緒に |
カメラマンが各部署で楽しんでしまい、カメラに収められない箇所が多々ありました。申し訳ありません。
今回新たに設けられた2階でのカフェコーナーともつ煮販売。おいしかったですよ!
各部署で見学者が多く楽しんでいました。
手をつなぐ2月号より抜粋 特集 全国大会 熊本大会
- 【日時】
- 2019年11月23日(土)〜24日(日)
- 【場所】
- 熊本城ホール
【テーマ】一人ひとりを認め合う社会の実現
- 第1分科会 育つ・学ぶ(つながるを大切に)
- 第2分科会 働く(生涯学習と多様な働き方)
- 第3分科会 暮らす(暮らしを支える仕組み)
- 第4分科会 権利擁護(検証!本人の尊厳)
- 第5分科会 地域育成会の活性化
※このうち、第3分科会の概要を抜粋させていただきます。
基調講演 福岡寿氏(日本相談支援専門員協会 顧問)
相談支援の本質的な役割
「わが子の意思決定をずっと背負わなくてはいけない(親としての)役を手放すことへつなげられることが相談支援の目的」とのこと。福岡さんは次のように語りました。
「暮らしを支える仕組み=サービスを作ることだと30年前は考えていた。それ自体は間違っていないけれど、登山でいえば2合目までしか登っていない状態だということに,関わりを続けていくうちに気がついてきた。サービスをパッチワークのように組み合わせていくことで地域の暮らしは支えられると考えていたし、それこそが相談の力と思っていた。しかし、それでは太刀打ちできないことが少しずつはっきりしてきた」。
本人のために良かれと思ってやってきたことで本人の一番の希望は封じられてきたのではないか、という言葉は、障害のある子どもの親として強く刺さりました。どこに行きたい?何を買いたい?何を食べたい?など「ウオンツ」のみを聞かれて、どういう暮らしをしたい?とは家族も職員も聞いてこない。本当はどういう生活をしたい(したかった)のかを聞くのは、親も職員も立場上難しい。
そこで生まれたのがコーディネーターという役割です。・・・
「扇型」ではなく「輪型」の支援を
相談支援の支援体制は、扇型、つまり家族と子供が固く結びついていて家族が要の支援では、どうしても親離れ・子離れが進んでいきません。本人を真ん中に据えた輪型の支援体制で、サービス主導ではなく、本人のニーズ主導の支援体制によって、親は子供とは独立した位置に移行していく。そのことを意識して行動していくことも大切だと感じました。
よかれと思って与えられた環境の中で「ウオンツ」にコーティングされた生活では、本人にとって満たされた生活とは言えません。表面的なサービスではなく、プロセスを踏むという選択がどれだけ大切なのかも今回のお話で改めて気づかされたことでした。実体験の経験を積むことで実行機能(できた、やってみたい、試してみたい・・・)を取り戻す姿を親子、支援者で共有していく。
そのプロセスを丁寧に繰り返し試していくことで次のステップに進めていけたら、どんなに良いかと強く感じました。
一方、実体験を提供される場が私たちの子供たちには圧倒的に不足していることも痛感しました。試す機会も与えられずに選択するのは、経験値が圧倒的に少ない子どもたちにとってはハードルが高すぎます。・・・・・
親がすること・できること
午後のシンポジウムでは、様々な具体例を知ることができ、勉強になりました。
「親亡き後」ではなく「親あるうちに」考えることを勧める「もし活」(もしもに備える活動)の実行につながる具体的なポイントの紹介がありました。
例えばエンディングノートは、分厚いのはお勧めしない、全部記入する必要はない、鉛筆書きでも可などです。
・・シンポジストのお話の中で思わずメモした言葉をお伝えします。「子どもをいつまでも親が子ども扱いすることが親ごころのデメリットです。」
(手をつなぐ編集委員 西村玲子氏)
【今後の予定】
●ボッチヤのお試し会は延期させていただきます。
●第11回定例会の案内
- 【日時】
- 3月24日(火)10時〜12時
- 【場所】
- あすなろ集会所