あすなろニュース 令和元年9月号

第1回ボウリング大会開催

【日時】
8月18日(日)10時半スタート
【場所】
鹿島ボウル
【参加者】
26名(内6名付添い)

今回も鹿島特別支援学校PTA神栖支部との共催で開催しました。

神栖支部からは会員含めプレイヤー11名、付添い6名が参加され、親子ともども楽しまれていました。

会場の都合でバンジーが使えない組が1組あり、リサイクルプラザ就労者が当たり、溝掃除を沢山した人もいましたが、大人なので大丈夫でしたね!

咲子さんの始球式でスタート スペアー取れそう?
ボールの行方に集中

レスパイトサービスの近況

★8月度の利用状況は下記の通りです。

・通常のサービス
実施日数:17日
平均利用者数:1.8人/日
・今月誕生日を迎えた人が2名いましたが、夏休みで利用者が少ないため、誕生会は来月にしました。

第1回カラオケ大会開催

【日時】
8月25日(日)10時半〜14時まで
【場所】
むつみ荘
【参加者】
17名

今回はいつもより参加者が少し少ないため、その分何曲も歌えましたね。

彩花さん・嵐のオンパレード 昭次郎君ブーメラン・ストリートを熱唱
リサイクルプラザの・メンバーは親子で 料理を食べながら応援

第5回定例会実施

【日時】
8月28日(水)10時〜12時
【場所】
あすなろ集会所
【参加者】
5名

【今月の話題】

1.農耕活動について

・8/20.21朝晩、農耕地及び周囲の草刈りを実施しました。 尚、さつま芋は順調に育っています。

2.余暇活動の推進について

  1. 今月実施されたボウリング大会とカラオケ大会の結果を報告しました。
  2. 日帰り旅行について:工程の確認の他、昼食については上野動物園で各自食べることとしました。
  3. ボッチャについては、10月に予定していましたが、身障協との合同で11月に延期になる見込み。

3. 茨城県手をつなぐ育成会第1回講習会の概要報告  後記

茨城県手をつなぐ育成会令和元年度第1回研修会に参加

【期日】
令和元年8月23日(金)10時半〜14時半
【会場】
茨城県総合福祉会館
【テーマ】
「(親亡き後に)障害のある子を安心して託せる社会とは?」
【講師】
曽根直樹氏(日本社会事業大学 専門職大学院 准教授)
【概要】
当日、参加者を6グループに分け、講師の講演を参考にして表題のテーマについて話し合う方式で実施されました。

講師より,まず、各グループで‘どうゆうことがあれば、親亡き後が安心なのか話し合って欲しい’との提案があり各グループで話し合いました。

  1. 共生社会の実現と言って、友達と仲良くしろと言われてもあなた任せ、一人ではどうにもならない。国から方向性が出るのを待っている。
  2. 重度で在宅支援をしている、将来は?
  3. 将来、子供が親のように頼れる人がいるか?成年後見制度は完ぺきではない。等々。

皆さんから出た種々のご意見の参考となるようなお話をさせて頂きます。

  • 日本国憲法の第11条で・・基本的人権を国民(私たち)に与えられることが表記されている。
  • 基本的人権には自由権・社会権・参政権があること。人権の基本は自由権。
  • 社会権は、一人では自由に生きることが難しい人も、自由に生きることが出来るように支えるためにある。
  • 社会権に基づいて社会保障制度がある。=社会保障制度は、支援が必要な人も自由に生きることができるように支えるための手段。
  • 障害者総合支援法では、障害児者が基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活又は社会生活を営むことが出来るよう、・・・国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会(共生社会)の実現に寄与することを目的とすると記されていること。
  • 自立支援の意味:福祉サービスは、利用者の自己決定による自立を支援するものでなければならない・・
  • 意思決定支援に関する関係条文には、
    1. 障害者がどこで誰と生活するかについて選択の機会等が確保される旨の規定
    2. 国及び地方公共団体が障害者の意思決定の支援に配慮する旨の規定
    3. 指定事業者等及び指定相談支援事業者が利用者の意思決定の支援に配慮する旨の規定
    4. 利用者に必要な情報提供を行う旨の規定があります。
  • 「障害福祉サービス等の提供に係る意思決定支援ガイドラインの概要」
  • 〇意思決定支援の流れ

    意思決定が必要な場面

    • サービスの選択
    • 居住の場の選択 等

    本人が自分で決定できるよう支援

    ↓(自己決定が困難な場合)

    意思決定支援責任者の選任とアセスメント(相談支援専門員・サービス管理責任者兼務可)

    • 本人の意思決定に関する情報の把握方法、意思決定責任者会議の開催準備等
    • アセスメント
      • 本人の意思確認
      •        
      • 日常生活の様子の観察
      • 関係者からの情報収集
      • 本人の判断能力、自己理解、心理的状況等の把握
      • 本人の生活史等、人的・物理的環境等のアセスメント
      • 体系を通じた選択の検討等

    意思決定支援者会議の開催 (サービス担当者会議・個別支援者会議と兼ねて開催も可)

    本人・家族・成年後見人等・意思決定支援責任者・事業者・関係者等による情報交換や本人の意思の推定,最善の利益の判断

    意思決定の結果を反映したサービス等利用計画・個別支援計画 (意思決定支援計画)の作成とサービスの提供、支援結果等の記録

    支援から把握される表情や感情、行動等から意思と選好等の記録

    ※意思決定に関する記録のフィードバックが必要

    ・成年後見制度について

    成年後見制度には法定後見制度と任意後見制度があり、法定後見制度は「後見」「保佐」「補助」に分かれていること、その基本報酬は月額2万円程度ですが管理財産が多額の場合は倍以上になること。

    療育手帳との関係では、後見は最重度で99.4%、重度で97%、中度で73.8%、軽度で57.5%とのこと。

    又、本人と後見人の関係では、兄弟姉妹が25%、司法書士が18.3%、親が16.5%、社会福祉士が13%。 1回の面会時間が30%以下の割合では、社会福祉士75.2%、司法書士が65.1%、弁護士が54.3%。

    社会福祉法人等による法人後見の取り組み

    成年後見制度利用促進委員会意見(平成29年1月)抜粋

    • 若年期からの制度利用が想定され、その特性も多様である障害者の場合、継続性や専門性の観点から、法人後見の活用が有用である場合もあり、後見監督等による利益相反等への対応を含めた透明性の確保を前提に、その活用を図っていくことが考えられる。★利益相反行為(民法)この規定は、後見人について準用する。ただし、後見監督人がある場合、この限りではない。
    • 社会福祉法人においては、地域の様々ニーズを把握し、これ等のニーズに対応していく中で、地域における公益的な取組の一つとして低所得の高齢者・障害者に対して自ら実施することを含め、その普及に向けた取り組みを実施することが期待される。等々。

    【今後の予定】

    ●手をつなぐ育成会茨城大会の案内

    【日時】
    10月23日(水)10時〜12時半
    【場所】
    茨城県総合福祉会館

    ●第6回定例会の案内

    【日時】
    9月17日(火)9時半〜12時
    【場所】
    農耕地、あすなろ集会所

    ●さつま芋収穫祭の案内

    【日時】
    9月21日(土)10時スタート※雨天順延
    【場所】
    溝口5445番
    【参加費】
    300円、掘った後は近くの集会所で‘ふかし芋’や、冷たいアイスも用意してありますよ!!

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