あすなろニュース 令和元年8 月号

第4回定例会実施

【日時】
7月29日(木)9時半スタート
【場所】
農耕地、あすなろ集会所
【参加者】
5名

【今月の話題】

1.農耕活動について

・定例会前に、さつま芋植付け地の整備を実施する。
さつま芋の生育が順調で、植付け地の畝の間までさつま芋のつるで被われる状態でした。
つるから根が出ており、根を引き取りながら左右に寄せました。
周囲の雑草も伸びており、後日草刈り機で刈り取る予定です。
・ジャガイモの形状調査を依頼
収穫祭時のジャガイモの一部に表面に黄色い斑点模様が見受けられたので、茨城県鹿島地帯特産指導所を訪問し調査して頂きました。
結果は食べても害はないが“そうか病”にかかっているとのこと。
ジャガイモは弱酸性の土(pH5.0〜6.0)を好むとのこと。
土壌の調査結果ではpH5.3であったことから、これ以上あがらないように、石灰の散布を避けた方が良いとのこと。
その他そうか病の防除対策として連作を避けることや、米ぬか等の有機物を土壌にすき込むことも有効とのこと。ただ土地のスペースの問題で3年に1作には出来ないので、米ぬかを土壌にすき込むことを主体に対応したいと考えています。

2.日帰り旅行について

・日程は9月29日(日)、行先:東京タワーと上野動物園です。
詳しいことは、来月報告します。お楽しみに!!

3.茨城県手をつなぐ育成会第1回研修会の概要説明

・テーマ:障害のある人のために、支援員として親にしてほしいこと・家族としてできること
概要は後記

レスパイトサービスの近況

★7月度の利用状況は下記の通りです。

・通常のサービス
実施日数:13日
平均利用者数:2.5人/日
・夏休み期間中のサービス; 実施要項は次の通りです。A.9時〜18時(支援学校生) B.16時〜18時
実施日数:8日
平均利用者数:1.1人/日

茨城県手をつなぐ育成会令和元年度第1回研修会に参加

【日時】
7月10日(水)10時〜12時45分
【場所】
茨城県総合福祉会館
【演題】
障害のある人のために、支援員として親にしてほしいこと・家族としてできること
〜公助から共助、自助の大切さ〜
:おそろしい「共存型」からの脱皮⇒障害支援区分・サービス等利用計画・障害基礎年金・・
:経済的どのように確立するか
:サービスは何を使うか
:後見は、どうするか
日本福祉大学 福祉経営学部 学部長・教授 綿 裕二(社会福祉法人睦月会 理事長)

(紙面の関係で、ポイントと思われる個所を紹介させて頂きます。)

障害者がどのように生きていくか

3か月のダウン症児から88歳の方たちは、それぞれのライフステージで中身は全然違うが前の課題を持ち越されて抱え込んだり共依存の状態になっている人が多い。

今、国では「地域共生社会」を打ち出している。その中で横のつながりを強調しているが間違いではない。

PTAは良い組織だが、社会に出ると孤立化してしまうケースが多い。

◆障害者が生きていくためには、まず、3つだけ考える。

  1. 日中活動の場
  2. 居住の場
  3. 後見(後見制度ではない)

後見制度で50万円を預け2〜3年で0円になってしまった人もいるので注意

◆ライフステージに対応する福祉サービス

誕生・未就学期(0歳〜6歳)就学期・卒業(6歳〜18歳)社会参加・就職・作業(18歳〜)
☆検診☆普通校☆一般就労
☆児童発達支援(PT・OT・ST)☆特別支援学級・学校☆就労移行支援
☆療育型・学童型児童デイ☆就労継続A・B型支援
☆生活介護☆地域活動支援センター
【障害支援区分の面接(18歳)】【障害基礎年金の面接(19歳)】

◆障害支援区分認定調査

・判定基準の見直し

「できたりできなかったりする場合」の「できない場合(支援が必要な場合)」を評価するため、判定基準の見直しを実施。

障害支援区分 「できたりできなかったりする場合」は「できない状況」に基づき判断

・選択肢の統一

身体介助関係
見守りや声掛け等の支援によって行為・行動ができる場合も含む
日常生活関係
普段過ごしている環境ではなく、「自宅・単身」の生活を想定して評価
行動障害関係
行動上の障害が生じないための支援や配慮、投薬の頻度も含め評価

・障害支援区分は1〜6ですが、詳細はhttp://jjcare.jp/hanteitrial/で検索してください。

◆介護保険との関係

65歳になると介護保険に切り替わりますが、障害支援区分6の人が介護保険に切り替わると3まで落ちてしまう。ヘルパーの利用時間が減少してしまうことになる。

従って、65歳前に判定基準が変わったことを理由に障害支援区分の見直しを市にお願いした方が良い。

出来るは完ぺきに出来るか?

また、障害には波があり、他人の前ではシャキッとすることが多く、悪い時の状態をビデオ?

◆経済的自立をするには

バランスシート(収入と支出)を作成し親亡き後も確認する。

◆また、10年先を考える。(本人、父、母、兄弟)

・どこで誰と住むか

・だれの支援を受けるか

・その時にかかる費用は

・いつごろ準備等々。

【今後の予定】

●第1回ボウリング大会の案内

【日時】
8月18日(日)10時半スタート
【場所】
鹿島ボウル
【参加費】
手帳保持者500円、手帳なし1,000円
【申込締め切り】
8月9日(金)

●第1回カラオケ大会の案内

【日時】
8月25日(日)10時半スタート
【場所】
むつみ荘
【参加費】
800円
【申込締め切り】
8月16日(金)鶴谷まで、※参加者は2曲連絡してください。

●第4回定例会の案内

【日時】
8月28日(水)10時〜
【場所】
あすなろ集会所

●令和元年度 茨城県手をつなぐ育成会第一回講習会の案内

今までの研修会等は親の高齢化に伴い、親亡き後に高齢に向かう我が子の生涯をどうするか?と親目線で考えた研修だったと思います。「共生型サービス」が創設されましたが、まだ運営の困難さが伝わってきます。今、障害のある我が子の立場から思いを致す時期になりました。

従って、令和元年度に企画した2回の講習会の共通のテーマを「(親亡き後に)障害のある子を安心して託せる社会とは?」としました。

【日時】
8月23日(金)10時〜14時半
【場所】
県総合福祉会館
【演題】
(親亡き後に)障害のある子を安心して託せる社会とは?
(全員参加のワークショップ形式:地域混合の10人、一組6人のグループ)
【講師】
曽根直樹氏 日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科准教授

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