10月15日、橋本知事他多数のご来賓を頂き開催されました。
大会式典が終了後シンポジウムが行われましたので、その概要を報告します。
テーマは 「 自立に向けて 」~グループホーム体験事業から学ぶ~ です。
茨城県手をつなぐ育成会は、県からの委託事業として3年間県内3ヶ所で「グループホーム体験事業」に取り組んで来ましたが、その検証をして今後の活動に活かすためにシンポジウムを開催した。
- 県内には85ヶ所のグループホーム・ケアホームがありますが、その殆どが施設から周辺に設置したものですが、今回発表した3ヶ所(北茨城市、牛久市、東海村)は親の会が母体のNPO法人が設置したものです。総じて、グループホーム・ケアホームの運営は厳しく、ほかの収益事業から補填しており、国や県に対して事業として成立するよう家賃の補助等強く要望している様子。
- 設置に当たっては、物件探しや世話人の確保に苦労されたこと、又、施設経験5年以上のサービス管理責任者が必要な事が分かりました。
- 体験者は総じて 「 楽しかった、もう一度体験してみたい!」との感想。
- 一人一人が個性を出し合いながら、共同生活の中で学びあっている姿を見て、グループホームの存在意義を実感し、励まされているとのこと。
- 茨城県は施設入所希望者が多数長期の待機状態であることから、グループホーム・ケアホームの運営が事業として成立するようになって欲しいと痛感しました。