あすなろニュース 平成24年1月号

レスパイトサービス5周年!!

お母さんたちからの要望で始めたレスパイトサービス(放課後のお預り)も、今月(12月)で5年経過しました。この間利用者の出入りもあり一時的には6名の方が利用することもありました。現在は利用登録している方は5名で、平均3.4名/日の利用状況です。

支援者についても出入りがありましたが、現在は6名の方が交代(平均2.8名/日)で支援しています。利用日は月〜金曜の16時〜18時ですが、スクールバス降車場からの迎えサービスも開始したことにより、お母さんたちから喜ばれています。

5年間、利用者の方々がケガも無く、レスパイトに来るのを楽しみにしている事が支援者にとってうれしいことです。現在でも夏休み等長期休暇中も利用者の希望により2時間のレスパイトサービスを実施していますが、今後長時間のサービス提供を目標に体制固めしたいと考えています。

利用者と支援員全員集合 サンタさんからプレゼント
こわい? 赤ペラで熱唱

第3回神栖市地域自立支援協議会に参加

【日時】
12月16日(金)15時〜17時
【場所】
神栖市保健福祉会館 会議室1

【議題及び概要】

神栖市障害者計画・障害福祉計画について

  1. 事務局より予め配布されていた計画素案について説明がありました。
    • 計画の基本的な考え方(基本理念、基本目標、施策の展開)は、第2期とほぼ同じでした。
    • 障害者福祉施策の展開では、ノーマライゼーションの推進、福祉サービスの充実及び生活支援、等々の施策の展開内容が、第2期と殆ど同じであること。(第2期計画が殆ど進んでいないため?)又、各施策とも5〜7項目の展開があり、・・・を行います。・・・提供します。とあります。私たちの関心の高い項目では、・・・グループホームの整備を検討します。障害のある方の社会参加を積極的に進めるため、「移動支援」を提供します等々。
    • 障害福祉計画の中の指定障害福祉サービス等に関する基本的な考え方の中で、日中活動系サービスの確保に努め、障害のある方が希望するサービスを受けられるよう支援します。確保の方策として、平成24年4月から、第3期計画の実施と同時に、障害福祉サービス事業所は全て新体系に移行してサービスが提供されることになります。また、特別支援学校や退院可能な精神障害者等新規増が見込まれます。これらを考慮し、ニーズを的確に把握した上で、必要なサービス量を確保することが重要です。そのためには、・・・具体的な方策について提言し話し合いたい。
    • 平成26年度に向けた目標設定では、(1)施設入所者の地域生活への移行、(2)退院可能な精神障害者の地域生活への移行、(3)福祉施設から一般就労への移行が挙げられています。⇒勿論一般就労へ移行出来れば良いが活動出来る場所への移行も考えるべきでは。
    • 計画の推進についてでは、本計画の円滑な推進を図るため、神栖市地域自立支援協議会において進捗状況等の評価及び課題事項の検討等を行いますと謳っています等々。
  2. 各委員からの指摘について
    • 各施策の展開項目が多く全て実現できれば良いが、絞り込みも必要。
    • 実施担当者が不明確(主幹又は複数名でも)。
    • 個々の問題については省略します。

※NPO法人あすなろ会としては、上記の中の不明確の個所の確認や、地域自立支援協議会で計画の進捗状況の評価頻度等明確にし、更には、不足している福祉サービスや課題については地域自立支援協議会の中に専門部会を設置して検討することを明文化するよう提案したいと考えています。

  1. 今後の進め方について
    • 次回(2月10日)は各委員から指摘された事項を検討することになりました。

第8回定例会開催

【日時】
12月10日(土)10時〜12時
【場所】
あすなろ集会所及び農耕地
【参加者】
5名

【今月の話題】

  1. 農耕作業について
    • 長ねぎの収穫と玉ねぎの苗植え後の手入れ。
  2. 土研跡防災公園アリーナに関する要望事項について
    1. 要望事項:アリーナ内に喫茶室と障がい者の作品を販売するコーナーも設置して欲しい。その中で障がい者を雇用し、地域の方々との触れ合いの場としたい。
    2. 理由:鹿島養護学校等を卒業した人たちの働く場の確保と神栖市障害福祉計画の基本理念である地域でともに暮らせる(共生社会)安全で安心のあるまちづくりのためにも。

手をつなぐ11月号より・・・特集地域でつくろうオリジナルの支援

あなたの街のオリジナルな支援 自立支援協議会でサービスをつくる

地域で必要とされるサービスは、その土地ごとに違います。そうした地域のニーズをくみ取り、支援体制の整備に結び付けるのは、自立支援協議会の大きな機能の一つです。必要とされるサービスを強化、あるいは新しくつくり出した地域の例を紹介します。

夢を乗せた車「かけはし号」が走る・・大分NPO法人共同受注協議会・・

障がいがあることによって、色々な体験や楽しみの場が、家や施設中心になっている事がアンケートなどから分かった。こうした狭い暮らしの幅を広げるため、要望事項の多かった絵手紙、音楽、料理、水泳教室についてはピアサポート事業として開催する。

こうした事業を行う上で一番大きな制約は、移動でした。そこで、障がいのある人たちの外出に利用できる車を購入し、移動のサービスを行えないかとの話になります。

しかし、いくつかの課題がありクリアするのに3年もの時間を費やしたとの事。この間視覚障害者からの提案でカンパ活動も実施したとの事。

移動サービス実施への課題と解決
1.支援者がいない⇒運転・介助は有償ボランティアで対応
2.費用がかかる⇒燃料代等の実費負担のみ
3.市の予算がない⇒宝くじ号の補助金を活用
4.道路運送法の制約⇒実施主体は市とする
5.タクシー協会との合意⇒支援ネットにタクシーの協会の方にも参加してもらう

こうして、ワゴン車の購入と、ボランティアによる移動支援の事業が開始された。

地域で暮らす方のニーズに答えながら・・島根浜田圏域自立支援協議会事務局・・ 

浜田圏域自立支援協議会は2007年に浜田市・江津市と委託相談事業所による連絡会議というシンプルな形でスタートする。

居住支援の仕組みなどをつくる

児童を中心に長期休暇中などに過ごせる場が不足しているというニーズが圏域内にあった。

そこで、「サービス調整部会」の中で検討し、これまで施設入所支援事業所が中心であった日中一時支援サービスの委託先を、通所系事業所にまで拡大することにより「障害者」が4カ所、「障害児」が3か所増える。又、行動障がいのある方への支援を厚くするため、新たな区分「個別支援型」を設けてサービスの強化を図る。「就労部会」では、働きたいというニーズに適切に添えるよう各機関の役割を整理すると共に、関係機関をつなぐ共通ツール(相談受付票や就労支援評価シート等)を開発し、連携を強化してきた。

「相談支援部会」では、住まいのニーズに対する取組みを実施してきた。病院や施設、グループホームから賃貸住宅や公営住宅への入居に対応するため、実態調査の実施、居住サポート事業の実施等々、今年10月には圏域内に「浜田圏域住まいのサポートセンター」がオープンしたとのことです。

【今後の予定】

●新春ボーリング大会の案内

【日時】
1月22日(日)10時半スタート
【場所】
トーホーボール
【参加費】
大人1300円(手帳保持者は1000円)、子供700円
【申込締切】
1月17日(火)

●第9回定例会の案内

【日時】
1月28日(土)10時〜12時
【場所】
あすなろ集会所

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