あすなろニュース 令和2年1月号

明けましておめでとうございます

当法人は、平成17年8月に神栖市第一リサイクルプラザが稼働する際、資源ごみの手選別作業に知的障害者を採用する話が持ち上がり、当時任意団体であった‘あすなろ会’が受け皿になることを条件に元請さんと契約することが出来ました。翌年5月、事業継続の信頼性確保や、活動の継続性が必要なこと等から法人格を取得しました。目的は、障害者に対して、就労の場の拡充や就労支援に関する事業や生活支援に関する事業(日中一時支援)など福祉の増進を図る事業等を行い、障害のある人が、生きがいを持って安心して暮らせる地域づくりに寄与することです。

目的を達成するため、主に4つの事業を実施しています。

1つ目は、神栖市第一リサイクルプラザでの就労支援、2つ目は、夏休み等長期休暇時も含めた日中一時支援、3つ目は、日帰り旅行やボウリングやカラオケ大会等の余暇活動の推進、4つ目は、目的を達成するための広報活動として、ジャガイモやさつま芋を栽培し収穫祭を広報‘かみす’で市民の方々にも声をかけて交流させていただいております。

リサイクルプラザの近況

安全会議開催 【日時】12月2日(月)8時40分から2時間

資源ごみの搬入待ちの状態であったため、元請さんの了解を得て、各人の作業目標について話し合いました。作業目標は各人違いますが、毎日ローテーションでほぼ同じ作業をしているので、話し合いの内容についてはお互い参考にするようにしています。基本はラインが動いている時は確認に手間取るものは脇のカゴに入れて置きライン上に集中することです。

各人、良い所は継続し、不十分な箇所は来年度の目標にして頑張りましょう。

レスパイトサービスの近況

★12月度の利用状況は下記の通りです。

通常のサービス
実施日数:15日
平均利用者数:2.1人/日

★クリスマス会開催

・実施日:12月12日(木)
・参加者:10名(利用者・支援者全員参加)

開催日は利用者全員が参加できる日にするため、少し早めのクリスマス会となりました。

飾り付けは支援員全員が、買い物や配膳は女性支援員が分担し素晴らしいクリスマス会場となりました。

全員でクリスマスソングを歌い、ケーキを食べた後サンタさんが登場、サンタさんからプレゼントを頂き本人たちは大喜びでした。

令和元年第1回理事会開催

【日時】
12月13日(金)19時〜21時半
【場所】
あすなろ集会所
【参加者】
8名

【議題】

T.報告事項

  1. リサイクルプラザ関係
    1. 茨城県最低賃金の特例許可申請について
    2. 2019年度予算使用状況について
    3. レスパイトサービスの利用状況について
      • 現在の利用者は5名で、2名が鹿島特別支援学校生、3名が障害福祉サービス利用者です。

    U.審議事項

    1. NPO法人あすなろ会の各事業の課題と方向付けについて
      1. 障害者に対する就労支援事業:支援体制の確立、特に送迎可能な人の確保が急務。
      2. 障害児者に対する生活支援事業:障害福祉サービス事業所が増加している中、現在利用している利用者を大切にしたい。
      3. 障害児者に対する生きがい作り事業:現在、ボウリング・カラオケ大会、日帰り旅行を実施していますが、今後も鹿島特別支援学校との共催で開催したい。ボッチャもやりますよ!!
      4. その他目的を達成するための必要事項
        • 広報活動:あすなろニュースの発行
        • 勉強会・研修会の開催:現在は外部団体が開催する研修会等に参加し情報を収集しています
        • 農耕活動の維持:農耕活動に協力して頂ける人の確保が急務です。 ※関心のある人は声をかけてください!

    第9回定例会実施

    【日時】
    12月25日(水)10時〜12時
    【場所】
    あすなろ集会所
    【参加者】
    4名

    【今月の話題】

    1.令和元年度第1回理事会の概要について

    上記のほか、前回の定例会で直近の台風でも‘あすなろ集会所’が問題なかったこと、市指定の避難所に行きづらいことから‘あすなろ集会所’を避難所にしてはとの声があったことを話し合った結果、水害に対するハザードマップの地域になっていることから好ましくないとの意見。

    一時避難場所に知的障害者等が安心して行けるよう、行政に働きかけるべきとの結論になりました。

    2.レスパイトサービスについて

    来年も継続する予定です。

    3.各事業の課題及び方策について 話し合う。

    賛助会員加入者

    伊藤茂子様、藤代佳代子様、森政通様、沼田電器様、郡司工業様、小若建設様(順不同)

    ありがとうございます!

    手をつなぐより抜粋

    今月の問題

    潜在的なニーズを持つ家庭にもシヨートステイを

    数日程度の短期間、家族のもとを離れて宿泊を伴う支援を受ける場所(シヨートステイ)は、在宅で生活する障害のある人やその家族にとってなくてはならないサービスです。

    ・・家庭での生活から、社会的サービスを利用した生活へ。その接続部分でもシヨートステイは重要な役割を果たしています。・・

    実際のショートステイ利用者数も毎年約1割の割合で増加しています。

    福祉サービスにつなぐショートステイの役割

    本来はショートステイの利用が必要でありながら、ニーズとして見えにくくなっている家庭についても指摘されています。家族が障害のある人の日常的な支援を全面的に行い、福祉サービスの利用につながっていない家庭などです。平成25年全日本手をつなぐ育成会(当時)が行った調査では、障害のある人を含む家庭での孤立死の起きやすさについて、「知的障害のある人のいる家族」も含まれています。そこから見えるのは、周囲との関係性や危機的な状況を周囲が察知して介入する機会が乏しい世帯の姿です。

    本来、こうした周囲から孤立した「ハイリスク世帯」は積極的に福祉サービスに結び付けていく必要があり、そのためにショートステイは大きな役割を持っています。・・差し迫ったサービス利用計画の必要性が無くても、「ショートステイの利用だけでも先ずはサービス等利用計画をつくりましょう」というアドバイスを相談支援専門員や福祉関係者が口にすることが良くあります。・・

    訪問型ショートステイが必要

    一方で、家庭がショートステイを利用するためには、決して低くないハードルがある。

    慣れない環境が苦手な知的障害のある人にとって自宅以外の環境で短期間とはいえ生活することは想像以上に負担となります。

    又、「老障介護」の状態にある親子、・・「親亡き後のために今から家庭以外の場所での生活を体験することが必要」という認識にたどり着くことさえ困難さを伴います。・・すでに各地で整備が進む「地域生活支援拠点」における緊急対応の一環として、広島県廿日市市などでヘルパー事業所による自宅支援が実現しています。(紙面の関係で抜粋となり申し訳ありません)

    【今後の予定】

    ●第2回カラオケ大会の案内

    【開催日】
    1月26日(日)10時半スタート
    【場所】
    むつみ荘
    【参加費】
    800円
    【申込締め切り】
    1月17日(金)鶴谷まで※参加者は2曲連絡して下さい。

    ●第10回定例会の案内

    【日時】
    1月17日(金)10時〜
    【場所】
    あすなろ集会所

    ●第3回神栖市地域自立支援協議会の案内

    【日時】
    1月21日(火)15時〜
    【場所】
    神栖市保健福祉会館旧館

    ●神栖市内障害福祉サービス事業所連絡会の件

    【日時】
    1月23日(木)13時半〜
    【場所】
    神栖市保健福祉会館旧館

    ●茨城県手をつなぐ育成会臨時総会の案内

    【日時】
    1月29日(水)10時〜
    【場所】
    茨城県県総合福祉会館

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