あすなろニュース 令和元年10月号

さつま芋収穫祭開催

【日時】
9月21日(土)10時スタート
【場所】
溝口地内(市からの借用地)、あすなろ集会所
【参加者】
71名(内広報誌からの参加者25名、ブレーメンさんから20名、その他支援学校からと会員)

今回で11回目となりました。

週末雨の予報で心配しましたが、当日予定通り開催することが出来ました。

当初広報誌からの申し込みが少なく心配していましたが、当日の申し込みを含め昨年以上の方が参加されました。中には、芋掘りのお手伝いのために来ていただいた人もおりました。ありがとうございました。

さつま芋の状態は例年以上に良かったようです!!

収穫後は近くの‘あすなろ集会所’で‘ふかし芋’や‘棒アイス’を食べながら楽しんでいただきました。

レスパイトサービスの近況

★9月度の利用状況は下記の通りです。

・通常のサービス
実施日数:18日
平均利用者数:2.3人/日

第6回定例会実施

【日時】
9月26日(木)11時〜12時
【場所】
あすなろ集会所
【参加者】
17名

1.農耕活動について

2.日帰り旅行について

参加人数の確認、ビンゴの景品等準備品の確認、東京タワー・上野動物園の減免額の確認等々。

日帰り旅行開催

【日時】
9月29日(日) 神栖市役所7時30分出発
【行先】
東京タワーと上野動物園
【参加者】
75名(内鹿島特別支援学校PTA神栖支部の会員外の方22名)

今年も鹿島特別支援学校PTA神栖支部との共催で実施しました。

今回の行先は東京都内なので日程的には楽でした。

上野動物園のパンダが故郷に帰る前にと計画しましたが、成長したせいか動きが鈍く且つ前を向いてくれないので少しガッカリ。園内は東園と西園、広くて混雑もしていたので皆さん1万歩以上歩いた人もおり親はクタクタ?

 バスの中では1号車はカラオケが大好きな人が多いので、帰りの酒々井PAまで交代で歌い続けました。その後、ビンゴゲームをしましたが中々終わらない人が多く神栖市内まで来てしまい終了としました。皆さんのお蔭で予定通り日帰り旅行を終了することが出来ました。来年もお楽しみに!!

手をつなぐ9月号より  特集 高齢期を自分らしく

それぞれの暮らし方の中に医療サービスを使う暮らし、認知症対応型グループホームでの暮らし等が紹介されていますが、次の項目を紹介させていただきます。

共生型デイサービス 自然な関係の中で見つける自分の居場所

山梨県南アルプス市にある「また明日」は、介護保険サービスの地域密着型通所介護(デイサービス)と、障害福祉系サービスの生活介護や放課後等デイサービスなどが併設された共生型事業所です。

「また明日」では、介護保険サービスを利用する高齢者、障害福祉サービスと介護保険の両方を利用する障害のある高齢者、放課後等デイサービスや日中一時支援を利用する子供たちの三者が一つの場所を共有しています。 制度上は介護保険と障害福祉に分かれていても、多様な背景や年代の利用者がお互いにコミュニケーションをとりながら一つの空間で思い思いの時間を過ごしています。・・・

「また明日」には、多世代の利用者以外にも多様な人たちが訪れます。利用者に声をかけながら送迎時の運転や大工仕事を担う定年退職後の男性、併設する就労継続支援B型で運営している駄菓子屋に菓子を買いに来る近所の小学生、他の事業所からパンを売りに来る障害のある人・・・。

様々な人たちが関わる中で、利用者は自分たちの居場所を見つけています。

共生型の課題  コラム(山梨・また明日株式会社 担当者談)

私が「また明日株式会社」を立ち上げたのが2010年。介護保険の事業所としてスタート。

その後いくつかの出会いから2014年からは、介護保険で地域密着型通所介護を運営しながら、障害福祉の生活介護と放課後等デイサービスを基準該当(障害福祉の基準を満たさないが介護保険の基準を満たす事業所が、定員の枠内で障害のある利用者を受け入れるしくみ)で開始。

2018年には共生型サービスとなりましたが、基準該当の頃と、実際に取り組んでいる内容は変わりません。共生型サービスの指定を受けている事業所は、全国的にも、富山県など一部を除いて低調です。その大きな要因は、なにより報酬面。とくに厳しいのは、「従」となる側の報酬が支援の必要度にかかわらず一律であること。

介護主体業者の場合、介護保険の枠で利用した場合には要介護度に応じて報酬が設定されるのに対し、障害福祉の枠だと支援区分に関係なく報酬が一定です。これでは、障害のある人より高齢者を受け入れた方がメリットが大きいことになってしまい、共生型の本来の意味が薄まってしまいます。

そのほか、障害福祉のサービス管理責任者と介護保険の生活相談員が兼務だと加算が付かないなど、細かい部分でも運営実態と乖離していると感じる面があります。こうしたことがあり、共生型の認定を受けることに戸惑いを感じるのかもしれません。

報酬が上がらない一方、事務仕事は介護保険単独のころより増えるので大変なのですが、共生型のすばらしさも日々感じています。走り回る子どもに高齢の利用者が「あぶないよ」と声をかける、歩行が不安定な 高齢の利用者が一人でトイレに行くのを見て「〇〇さん、トイレに行ったよ」と子供が教えてくれる、家庭や学校で難しさを抱える障害のある人が流しそうめん大会では裏方として大活躍して皆から感謝される…そうした場面を何度も見てきました。世代や背景が異なる人同士が一緒にいることを強いられているわけではなく、なんとなく棲み分けつつ接点がもてることは、共生型の利点だと思います。

高齢、障害、子どもと支援の対象が幅広くなるため、職員の求められる専門性も高くなります。

それでも、「みんなごちゃまぜ」であることで職員も行き詰まりを感じにくくなります。

子供の成長を楽しいと感じる職員もいれば、年齢によって衰えていく部分を上手にサポートできる職員もいる。多様であることは働き手にとっても自らの思いや可能性を生かせることに?がるのではないでしょうか

【今後の予定】

●第7回定例会の案内

【日時】
10月18日(金)10時〜12時
【場所】
あすなろ集会所

●手をつなぐ育成会茨城大会の案内

【日時】
10月23日(水)10時〜2時半
【場所】
県総合福祉会館

●第2回神栖市地域自立支援協議会の日程

【日時】
10月30日(水)15時〜
【場所】
神栖市福祉センター旧館集会室B

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